https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


今月22日に行われる天皇陛下の即位を祝う祝賀パレード「祝賀御列の儀」では、天皇陛下が皇后さまとともに皇居から赤坂御用地までのおよそ4.6キロのルートを通られる予定です。

パレードを前に、警視庁や内閣府などは6日午前7時前からおよそ1時間にわたって実際のルートを通行止めにしてリハーサルを行いました。

当日、両陛下が乗られる菊のご紋のプレートや天皇旗が取り付けられたオープンカーは使われず、代わりの車が用意されました。

警視庁の白バイやサイドカーなどを合わせたおよそ50台の車列が、ゆっくりとした速度で通常とは逆の右側の車線を進んでいきました。

沿道の一部には祝福に訪れる人たちのためのブースが鉄の柵で囲う形で設置され、その周辺では警察官が等間隔に並んで警戒に当たる様子もみられました。

関係者によりますと、6日は車列の間隔や速度を確認したということで、警視庁は当日の進行を円滑に行えるよう着実に準備を進めていきたいとしています。

青山通り沿いで祝賀パレードのリハーサルの様子を見ていた近くに住む74歳の女性は「時々、公用車でお出かけする際の車列を見ることがありますが、それと比べても車の台数が多く、しっかりとした警備がされていると感じました。もうすぐだという実感が湧き、本番も無事に行われればいいなと思います」と話していました。

祝賀御列の儀は、天皇陛下が皇后さまとともに広く国民に即位を披露し祝福を受けられる儀式で、祝賀パレードにあたるものです。

今月22日に「即位礼正殿の儀」に続いて国事行為として行われます。

天皇皇后両陛下は午後3時半にオープンカーで皇居 宮殿を出発し、沿道の人たちの祝福を受けながら、およそ4.6キロのルートを通り抜け、午後4時ごろ、赤坂御用地にあるお住まいに到着されます。

車列には秋篠宮ご夫妻や安倍総理大臣などの車も加わり、上皇さまの即位に伴って行われた前回のパレードと一部を除いて同じルートで行われます。

前回は16台の自動車とオートバイとサイドカー、合わせて44台で車列が組まれ、沿道にはおよそ11万7000人が詰めかけました。

今回も前回同様、両陛下のオープンカーには菊のご紋のプレートや天皇旗が取り付けられ、沿道では自衛隊や警視庁の音楽隊などがお祝いの音楽を演奏し、パレードを盛り上げます。

一方、当日が雨天の場合、両陛下はオープンカーではなく皇室の重要な行事などで使われる車に乗られます。

さらに天候が悪化する見通しの場合、パレードは4日後の26日に延期され、26日も悪天候が予想されれば、取りやめられることになっています。

パレードを実施するかどうかは、前日となる21日または25日の午後6時半に発表される予定です。

祝賀御列の儀の車列は、皇居 宮殿の南車寄を出発して二重橋前桜田門の交差点を通過し、国会議事堂の正門前で右折します。

前回はこのあと三宅坂の交差点まで直進しましたが、今回は憲政記念館前で左折し、平河町の交差点を経て、青山通りに入ります。

これによって、パレード全体の距離は前回より100mほど短くなりますが、パレードの見やすさや警備面から、できるだけ高速道路の高架付近を避けるルートにしたということです。

パレードはその後、青山一丁目と権田原の交差点を経て、赤坂御用地にある天皇ご一家のお住まいの赤坂御所の御車寄に到着します。

祝賀御列の儀で天皇皇后両陛下は、今回の儀式に向けて新たに調達されたオープンカーに乗車されます。

このオープンカーはトヨタ自動車の「センチュリー」を特別に改造して屋根を取り払うなどしたもので、車体は全長5メートル34センチ、幅1メートル93センチで、前回、上皇さまの即位に伴うパレードで使われた「ロールスロイス」よりも若干大きくなっています。

後部座席は前方の座席より4センチほど高くなっていて、両陛下の姿が沿道からよく見えるよう背もたれの角度は25度に固定されています。

衝突回避や自動ブレーキのシステムが搭載され、後部座席にサイドエアバッグも装備されるなど安全性に優れているということです。

トヨタ自動車は両陛下が日頃の公務などで使われる車も製造していて、これまで蓄積してきたノウハウを生かして改造にあたったということです。

オープンカーは先月納車されて皇居に運ばれ、皇居内でドライバーの習熟のための訓練が行われているということです。

パレードで使われたあとは、東京 港区の迎賓館や京都市京都迎賓館で期間を定めて一般公開されるほか、内閣府が管理し、国民的行事などにあたって活用される見通しです。

d1021.hatenadiary.jp

#天皇家