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実証実験は、国が国内外の自動車メーカーや大学の協力を得て行い、15日、東京 千代田区の合同庁舎で実験に使うカメラやセンサーを備えた車が公開されました。

実験では、およそ100台の乗用車やバスが東京 お台場周辺の臨海副都心羽田空港の敷地内を走行します。

このうち臨海副都心にはおよそ30か所の信号機に発信機が取り付けられ、実験中の車に現在の信号の色や、青信号があと何秒で終わるかといった情報を送ります。

自動運転の車はカメラで捉えた信号の色を画像認識で判断していますが、暗い場所や逆光になる場所では色の判別が難しいため、信号からの情報を連携させれば自動運転の安全性が高まると期待されています。

このほか高速道路の合流地点での事故を防ぐため、ETCのゲートから車の通過情報を送信して車の接近を伝える実験も行います。

実験は来年度末まで続き、国は実験で得られたデータをもとに、発信機の付いた信号など交通インフラの整備を進めることにしています。

実験に使われる車を視察した竹本科学技術担当大臣は「自動運転の実用化には安全性の確保が必要だ。交通インフラの整備とともに技術の進展に期待したい」と述べました。