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 各地に大きな被害をもたらした台風19号の影響で、京都府笠置町では木津川河川敷の笠置キャンプ場が冠水し、現在も利用できない状態が続いている。復旧を急いでおり、管理運営する一般社団法人「観光笠置」は「なるべく早い再開を目指したい」とする。
 台風の影響で閉鎖されていた12日、木津川の増水に伴って約3万平方メートルのキャンプ場一帯が水に漬かった。観光笠置によると、2年前の台風21号の襲来時よりは被害は少ないものの、地面の土が流されたり、流れてきた泥が堆積したりしている。地面はくぼみができ、つまずいて転ぶなどの危険性があるため、整地作業が必要という。
 河川敷は国土交通省から同町が占有許可を受け、観光笠置に管理運営を委託している。まだキャンプ場再開の見通しは立っていないが、秋は1人で楽しむ「ソロキャンプ」が盛り上がるシーズンだけに、この間にも利用希望者からの問い合わせが相次いでいるという。

トヨタ自動車は、小型の電気自動車を来年の冬に発売します。

車は2人乗りで、幅がおよそ1メートル30センチと軽自動車よりもさらに小さく、運転の初心者や高齢者が買い物など、日常の近距離の移動に使うことを想定しています。このため、1回の充電による走行距離を100キロ、最高速度も時速60キロに抑え、小型化を実現したということです。

トヨタが電気自動車を国内で本格的に販売するのは初めてで、開発責任者の谷中壯弘グループ長は「電気自動車の普及のきっかけになることを期待している。充電のサービスなども広げ、より使いやすくしたい」と話しています。

電気自動車については、ホンダも来年、小型の車の国内での発売を予定しているほか、マツダも1回の充電で200キロほど走行する電気自動車の販売を来年以降に検討していて、いずれも今月24日に始まる東京モーターショーで一般に公開されます。

国内では、日産自動車などが先行して電気自動車を販売してきましたが、価格が割高なこともあって販売台数は新車全体の0.5%にとどまっていて、各社が乗り出すことで普及が進むか注目されそうです。