ぺんてる争奪戦 コクヨの株式取得は12日時点で過半数に届かず #nhk_news https://t.co/dyLbmZ1RkW
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年12月12日
筆記具メーカーぺんてるをめぐってはコクヨが敵対的買収に乗り出し、ライバルのプラスがそれを阻止しようと株式の取得を目指し、激しい争奪戦を繰り広げてきました。コクヨはすでに保有しているぺんてるの株式と合わせて過半数を取得することを目標とし、子会社にすることを目指してきました。
コクヨは12日、株式の取得割合を発表しました。
それによりますと、保有済みの株式と合わせて12日時点で全体の45.66%にとどまったとしています。買い取りの手続きが済んでいない株式が、このほかにまだおよそ0.6%ありますが、それを足しても目標としていた過半数には届きませんでした。コクヨは今月15日まで買い取り期間を設けており、さらにその後も株式の買い増しを続けるとしています。
一方、ライバルのプラスは10日を期限として最大で33.4%の株式を買い取る提案をしていました。これまでに20%以上を確保したものとみられています。
コクヨは、引き続きぺんてるの筆頭株主の立場ですが、プラスも一定割合の株式を保有しており、当面にらみ合いが続きそうな状況です。