英 中央銀行総裁にベイリー氏 EU離脱後の金融政策担う #nhk_news https://t.co/p6R9n9OyzF
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年12月20日
イギリスのジャビド財務相は20日、イングランド銀行のカーニー総裁の後任にイギリスの金融行動監視機構のベイリー長官が就くことになったと発表しました。
60歳のベイリー氏はイングランド銀行で2013年から16年まで副総裁を務めた経験があり、来年3月に新しい総裁に就任して8年の任期をスタートさせます。
イギリスは来年1月末にEUを離脱する見通しで、その後、EUとの自由貿易交渉を中心に各国との間で新しい経済関係の構築を目指すことになります。
こうした時期に就任するベイリー氏についてジャビド財務相は「イギリスがEUを離れて新しい未来を築いていく中で中央銀行を率いるのに最もふさわしい人物だ」としています。
ただイギリス経済はEU離脱をめぐるこれまでの混乱で企業の投資が落ち込むなど不安定な状態が続いていて、国の姿が大きく変わる中、金融政策の面で経済をどう支えていくのか、その手腕が問われることになります。