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生命保険大手の第一生命は、勤続年数に応じて給与が上がる「年功序列」の人事制度を抜本的に見直す方針を固めました。仕事の達成度に応じて給与を上積みする仕組みにし、優秀な人材の確保などにつなげるねらいです。

関係者によりますと第一生命は、ことし7月にも11年ぶりに人事制度を抜本的に見直す方針です。

これまでは入社後の勤続年数に応じて社員を8つの階層に分け、年数が長いほど給与が上がる仕組みでしたが、これを廃止し仕事の達成度に応じて給与の水準を決める仕組みに改めます。

年に1回、達成度を評価し優れた業績だと年間の給与が、今の制度と比べて最大で1.5倍程度になる場合がある一方、逆に評価が悪ければ今の水準を下回る場合もあるということです。

年功序列の要素をなくし、若手や中途採用の社員でも仕事ぶりや能力で給与が上積みされる仕組みにすることで、優秀な人材の確保などにつなげるねらいで、会社は、この春の労使交渉で合意したい考えです。

ことしの春闘では、大手銀行の三菱UFJ銀行が基本給を引き上げるベースアップの交渉をやめ、成果を重視した新たな仕組みの導入を打ち出すなど、より仕事の成果に重点を置いた賃金体系に改めようという動きが出ています。

#政界再編・二大政党制