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新型コロナウイルスへの感染を避けようと、群馬県館林市では外出を控える人に代わってタクシーの運転手が買い物を代行するサービスの依頼が増えています。

このサービスは、館林市のタクシー会社が行っていて、タクシー運転手が客に指定された品物を買って自宅に届けます。

料金は自宅で依頼を受けてから品物を届けるまでの時間で決まり、最初の30分が980円、その後は30分延びるごとに500円が追加されます。
この日は70代の女性から食料品の買い物の依頼があり、タクシーの運転手がスーパーで購入した商品を、自宅まで届けていました。

タクシー会社によりますと、このサービスは交通手段がないなど買い物に出かけるのが難しい高齢者などを対象に行ってきましたが、先月下旬以降、利用者が去年の同じ時期の2倍に増えているということです。

買い物を依頼した女性は「自分が外出しなくてもメモを渡したら買ってきてくれるので便利でいいことだと思う」と話していました。

サービスを実施しているつゝじ観光バスの小礒守正常務は「高齢者は新型コロナウイルスの感染拡大を気にして外出を控えている。こうしたサービスで多くの人たちの役に立っていきたい」と話していました。

国連の「犯罪防止刑事司法会議」は、各国の関係閣僚らが国際的な犯罪対策を話し合うため5年に1度開かれていて、5年前にカタールで開催された会議には、およそ4000人が参加しました。

ことしは50年ぶりとなる日本開催で、来月20日から京都市で開かれる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大で開催が延期されることになりました。

これを受けて法務省は、会議に合わせて開催する予定だった、各国の若者が参加して罪を犯した青少年の社会復帰などについて議論するイベントの延期を発表しました。

法務省は「犯罪防止刑事司法会議」の新たな開催時期について、今後、外務省と連携して国連側と必要な協議を行うことにしています。

宝塚歌劇の公演は、政府の大規模イベントの自粛要請を受けて先月29日から中止され、いったんは再開したものの今月12日から再び中止していました。

宝塚歌劇団によりますと、感染防止の態勢が整ったということで、東京宝塚劇場では22日から公演を再開することになりました。

一方、兵庫県宝塚市宝塚大劇場については、大阪府の吉村知事が22日までの3連休中、大阪と兵庫の間の不要不急の行き来を控えるよう求めていることから今月27日からの再開としました。

再開にあたっては劇場内の座席のひじ掛けや階段の手すりなどを公演ごとに消毒するほか、入り口に赤外線で体温を測定する装置を設置し、37度5分以上の熱がある人の入場を断るなど感染防止策を徹底するとしています。

原宿駅は、大正13年に建てられた都内に残る最も古い木造駅舎ですが、耐火性能が不十分などとして解体されることが決まり、21日未明の最終電車で最後の営業となりました。

そして、21日午前1時10分すぎ、原宿駅の駅員らが1列に並ぶと、「96年間ありがとうございました」とあいさつし、駅のシャッターが閉められました。

21日の始発からは、隣接する新しい駅舎で営業が始まり、午前4時10分に駅のシャッターが開けられると、早速、駅舎の中に入って写真を撮ったり記念に入場券を購入したりする鉄道ファンの姿が見られました。

新しい駅舎は鉄筋の2階建てで、延べ床面積はこれまでの駅舎のおよそ4倍に広がり、これまで1つだったホームは外回りと内回りで2つに分けられ混雑の緩和が見込めるということです。

兵庫県から訪れたという59歳の男性は「先週の高輪ゲートウェイ駅の開業などことしは鉄道ファンにとって例年より忙しい3月となりました。前の駅舎は歴史があって味わい深かったですが、新しい駅舎もきれいでいいですね」と話していました。

新しい駅舎は、木造駅舎に隣接する場所に建てられ、鉄筋の2階建てで延べ床面積はこれまでのおよそ4倍と広くなっています。

新駅舎のデザインは、周辺の明治神宮や代々木体育館などとの調和をコンセプトに「主張しすぎないベージュ」を基調とし、ガラス張りで開放感がある空間となっています。

1階部分は改札とコンコースで、出入り口は、竹下通り側と表参道側のほかに新たに明治神宮側にも設けられます。

また、エレベーターを増やし、車いすの人も利用しやすい多機能トイレが整備されたほか、ベビー休憩室も新たに設置されています。

このほか、1階にコンビニエンスストア、2階に東京を中心に展開するコーヒー店がオープンします。

一方、これまで1つだったホームは、外回りと内回りでそれぞれ専用ホームとなり、混雑の緩和が見込めるということです。

原宿駅明治39年に開業し、関東大震災のよくとしの大正13年に2代目となる木造駅舎が建てられました。

太平洋戦争では、昭和20年5月の「山の手空襲」で、青山通りや表参道などが焼け野原となる中、原宿駅は奇跡的に焼失を免れ、100年近くにわたって利用されてきました。

2階建ての駅舎は、ヨーロッパの「ハーフティンバー様式」と呼ばれる柱やはりが建物の外に露出するデザインが取り入れられ、白い外壁や屋根の8角形のせん塔の風見鶏が特徴です。

しかし、東京オリンピックパラリンピックを前に、多くの利用客が見込まれる中、駅が老朽化しているとして、JR東日本は、4年前の平成28年に駅舎の建て替えを発表しました。

その後、駅舎の保存を要望する地元住民などの声を受け、JR東日本は協議の場を設けて対応を検討してきましたが、去年11月、耐火性能の問題などから保存は難しいと判断し、解体することを決めました。

木造駅舎は、東京オリンピックパラリンピック後に解体されますが、耐火基準を満たした材料で再現した建物が近くに建てられる予定です。

#アウトドア#交通