https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

京都府の西脇知事と京都市の門川市長は10日午前、京都市内で記者会見を開きました。

この中で西脇知事は「この1週間で感染経路が不明の人が大幅に増加しており緊急事態宣言が出された7都府県と比べても同等の厳しい状況だ。さらなる感染拡大防止を徹底するため、国に宣言の発出を要請することにした」と述べ、政府に対し、「緊急事態宣言」の対象に京都府を加えるよう要請することを表明しました。

そのうえで西脇知事は「要請したからといって決まるわけではないが、気持ちとしてはすぐにでも加えてほしい。宣言が出ていないとなると、『京都は大丈夫じゃないか』というあらぬ誤解を招く」と述べました。また西脇知事は「府として独自の宣言を出すかどうかは考えていない」と述べました。

京都府内での9日までの感染者は合わせて165人で、関西では「緊急事態宣言」の対象となっている大阪と兵庫に次いで3番目に多くなっています。さらに感染が判明した人の3割近くにあたる47人について感染経路がわかっていないうえ、大阪や兵庫との人の往来も盛んなことから「緊急事態宣言」の対象に京都府を加えることで、府民により強い自粛を促したいとしています。

西脇知事は引き続き、
▽生活の維持に必要な場合を除く外出を自粛することや、
▽事業者は、テレワークの奨励や定期的な消毒など感染拡大防止を徹底することなどを強く求めました。

また門川市長は「感染がおさまるまでは京都への観光を自粛してもらいいずれ安心してお越し頂きたい」と述べ、観光客に対しても、京都への訪問を自粛するよう求めました。

疫病の退散を願う大きな輪「茅の輪」は、かやを束ねて作られた直径2メートルほどの大きな輪で、京都市東山区の八坂神社では、年に2回、6月30日の「夏越の大祓式」と、祇園祭の最終日、7月31日の「疫神社夏越祭」のときにだけ、境内に設けられます。

感染が拡大していることから、八坂神社は特別に先月8日から境内の2か所に茅の輪を設置しました。

夏以外の季節に茅の輪を設置するのは、コレラが流行していた明治10年以来、143年ぶりだということです。

参拝に訪れた人たちは、茅の輪をくぐって新型コロナウイルスの終息を祈願していました。

近所で飲食店を営む50代の男性は「新型コロナウイルスの影響で客が減り、店の休業も考えています。毎日お参りができるので終息を願いました」と話していました。

茅の輪は、新型コロナウイルスが終息するまで設置されるということです。

 新型コロナウイルスによる医療崩壊を防ごうと、神戸市は感染が確認された患者のうち、無症状・軽症の人に11日から民間の宿泊施設へ順次移ってもらう。市は10日、受け入れ先となる施設内部を報道陣に公開した。

 施設は、神戸市中央区ポートアイランドにある医療・介護関連事業大手ニチイ学館」研修施設に併設された宿泊棟。完全個室で、感染症指定医療機関の市立医療センター中央市民病院にも近いため、市が3カ月契約で借り上げた。

 宿泊棟は5階建てで、2~5階の計100室を患者用に使う。もともと設置されているテレビのほか、市が冷蔵庫やWi―Fiを用意する。施設には看護師が交代で常駐し、医師や事務職員も滞在。患者の過ごすエリアと看護師らが作業をするエリアは完全に分けるという。神戸市では10日正午までに90人の感染が確認されている。

#机

神戸市の1つの警察署で新型コロナウイルスに感染した警察官などが合わせて7人になり、このうち3人は先月末に異動してきた署長らの歓迎会に出席していたことが分かりました。

神戸西警察署では今週、
▽交通課の50代の男性警視と
▽警務課の50代の男性警部の感染が明らかになり、
10日新たに、
▽会計課の50代の女性主幹と、
▽刑事2課の30代の男性警部補、
▽地域課の50代の男性警部補、それに
▽交通課の50代の男性警部補と30代の男性巡査部長の合わせて5人の感染が確認されました。

この7人のうち、警視と警部、主幹の3人は先月27日に居酒屋で行われたこの時期に異動してきた署長らの歓迎会に出席していたことが分かりました。

兵庫県警は署長、副署長ら幹部を含むおよそ120人を自宅待機させていて、警察署の業務に支障が出ないよう本部から応援の警察官を派遣しています。

#アウトドア#交通