キム委員長批判のビラ飛ばし 韓国の対応に不信感 北朝鮮 #nhk_news https://t.co/1brlmvmKVU
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年6月12日
韓国の脱北者が先月、キム・ジョンウン委員長を批判するビラを北朝鮮に向けて飛ばしたことを受けて、北朝鮮は対抗措置として韓国との連絡ルートをすべて遮断しました。
これについて、朝鮮労働党で韓国との関係を統括する統一戦線部のチャン・グムチョル部長は、12日夜、談話を発表し、「今回の事態によって南に対する信頼は粉々になった。南北関係はすでに収拾不可能な状況だ」として、さらなる対抗措置も示唆しました。
さらに、韓国大統領府が今後、ビラを飛ばす行為を徹底的に取り締まる方針を示したことについて、「そら言にすぎない愚かなふるまいだ。反省する態度があまりにも軽い」として、韓国への不信感をあらわにしながら、攻勢を強めています。
北朝鮮では、韓国政府がビラを飛ばしたことを黙認したとして、抗議集会が連日、各地で開かれていて、南北関係は悪化の一途をたどっています。
「非核化は消えた」北朝鮮が談話 米に対抗の方針強調 #nhk_news https://t.co/bbAAXVNDGm
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年6月13日
史上初めての米朝首脳会談から2年となった12日、北朝鮮の外相が核やミサイル開発を推し進める姿勢を強調したのに対し、韓国外務省は米朝対話の速やかな再開と、完全な非核化のための努力を継続すべきだと表明しました。
これについて、北朝鮮外務省でアメリカを担当するクォン・ジョングン局長は13日、談話を発表し、韓国政府に対して「米朝関係や核問題に割り込んで来る余地はない。現在、米朝対話がなく、非核化が消えたのは仲介者がいないからではない」と突き放しました。
そのうえで「非核化というたわごとはやめたほうがいい。われわれはアメリカによる脅威を制圧するための力を養っていく」として、軍事力を強化し、アメリカに対抗していく方針を改めて強調しました。
これに先立って、北朝鮮は核戦争に対する抑止力をさらに強化するとして、アメリカをけん制していて、米朝関係の行き詰まりが鮮明になっています。
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