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スイスの検察当局は、FIFA=国際サッカー連盟の不正疑惑に関連して、職権乱用などの疑いでインファンティーノ会長への捜査を始めました。

これはスイス政府が30日に発表しました。

FIFAをめぐっては、ブラッター前会長など元幹部の間で不正な金銭のやり取りがあったとして、スイスの検察当局が2015年から捜査しています。

インファンティーノ会長はそのよくとしに就任しFIFAの組織改革を進めてきましたが、発表によりますと、一連の捜査を指揮してきたラウバー検事総長などと複数回にわたって非公式に面会した際、職権乱用や秘密の漏えいなどの犯罪行為に関与した疑いが持たれています。

詳しい内容は明らかにされていませんが、ことし4月、スイスのメディアは、インファンティーノ会長が検察に対してみずからへの捜査を取り下げさせるために介入した疑いがあると報じています。

インファンティーノ会長との面会が問題視されたラウバー検事総長は今月24日に辞意を表明し、事件を担当している特別検察官が免責特権のある検事総長に対しても捜査を行う権限を議会に求めるなど、FIFAをめぐる捜査はスイスの検察当局を揺るがす事態にもなっています。

捜査が始まったことについて、FIFAは会長のコメントを発表しました。

インファンティーノ会長は「FIFAの信頼回復と、過去の不正行為を調査することで当局を支援することが私の就任当初からの目標だ。私は司法プロセスを全面的に支持し続け、FIFAは引き続き全面的に協力する意志がある」などとコメントしました。

そのうえで「スイスの検事総長と面会することは完全に合法で何の違反も無い。それはまた、FIFA会長としての責任の一部だ」と主張しています。

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