東京地検 新河特捜部長が就任会見「地道に誠実に真相解明」 #nhk_news https://t.co/dTsOecOJx3
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年7月31日
東京地検特捜部の新しい部長に就任した新河隆志氏が会見し、「法と証拠に謙虚に向き合い、地道に誠実に真相を解明していきたい」と抱負を述べました。
31日付けで東京地検特捜部長に就任した新河氏は茨城県出身の55歳。
東京地検と大阪地検の特捜部副部長などを歴任し、東京医科大学の入試をめぐる文部科学省元局長の汚職事件などの捜査を指揮しました。
新河氏は会見で「事件はゼロから作るのではなく、すでに起きているものを見つけていくものだと思う。特捜部として取り組むべきと判断したら法と証拠に謙虚に向き合い、ひたすら地道に、誠実に真相を解明していきたい」と抱負を述べました。
そのうえで、黒川元検事長の定年延長や検察庁法の改正をめぐり議論となった検察と政治との距離感については「検察の仕事を国民に信頼してもらうためには、相当な距離が必要だと思う。政治がらみでも取り組むべき事案はほかの事件と同様に、冷静沈着に厳正公平な判断をしていきたい」と述べました。
日産自動車のゴーン元会長や現職の国会議員3人を逮捕するなど大型事件を次々に手がけた前任の特捜部長の森本宏氏は31日付けで津地方検察庁の検事正に就任しました。
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