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日産の元代表取締役、グレッグ・ケリー被告(64)は、カルロス・ゴーン元会長(66)と共謀し、元会長の報酬を有価証券報告書に少なく記載した罪に問われています。

29日の裁判から検察との司法取引に応じた、日産の元秘書室長の証人尋問が始まり、元秘書室長は「報酬の開示が始まる際にケリー元代表取締役から『ゴーン元会長の報酬は日本人の感覚としていくらくらいが妥当か』と聞かれた。志賀元COOらからは『やはり1桁が妥当だよな』と言われていたので、ケリー元代表取締役には10億円未満が妥当だと答えた」と証言し、日産内でゴーン元会長の開示される報酬が決定されていった経緯を明らかにしました。

また、ゴーン元会長の報酬には支払われたものと、有価証券報告書に記載されていない未払いのものがあったと説明したうえで「2011年度には年間総報酬が18億9000万円余りで、ゴーン元会長の指示によって開示される報酬は9億9000万円となり、未払い報酬が9億円余りとなった。ちゃんと管理するよう元会長に求められ、報酬計算書を作るようになった」と証言しました。

検察側は司法取引に応じた元秘書室長を最も重要な証人と位置づけ、12月にかけて20回以上の証人尋問が行われる予定です。

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