https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

アメリカのホワイトハウス新型コロナウイルスに感染して入院中のトランプ大統領の容体について主治医による報告書を新たに発表しました。

この中で、主治医は「大統領は引き続き体調がよい状態で、陽性と診断された時に比べて大きく改善が見られている」としています。

そのうえで、「発熱はなく、酸素の吸入も必要ない状態だ。大統領は午後のほとんどを執務をして過ごすなど、部屋の中で問題なく活動できている。まだ困難からは抜け出せておらず、慎重ではあるが、楽観している」としています。

また、新型コロナウイルスの治療薬として使われている「レムデシビル」の2日目の投与も行ったとしています。

新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領は2日から首都ワシントン郊外の軍の病院に予防的措置だとして入院しています。

大統領の容体について3日昼前、日本時間の4日未明、主治医らが病院で記者会見し、「体調は良好だ。せきや鼻づまり、けん怠感の症状は改善している。きょうは酸素吸入もしていない」と述べました。

また、前日と前々日に見られた発熱の症状もなく、新型コロナウイルスの治療薬として使われている「レムデシビル」を5日間、投与して様子を見るとしています。

そのうえで「大統領は『きょうにも退院できる気分だ』と話していた」と述べ、経過は順調だと強調しました。

トランプ大統領自身は3日午後、ツイッターに投稿し、医師や看護師らを称賛したうえで「私は調子がいい」と述べました。

ただ、主治医らは、記者団から「これまでに酸素吸入を行ったのか」と繰り返し聞かれたのに対し明言を避けたほか、退院の時期については「現時点では具体的なことは言えない」と述べるにとどめました。

大統領の容体に詳しい関係者は「過去24時間の健康に関する数値がとても懸念される内容だ。今後の48時間が重要で、完全な回復への道のりには至っていない」と話しています。

レムデシビルアメリカの製薬会社「ギリアド・サイエンシズ」が開発中の抗ウイルス薬です。

新型コロナウイルスの治療薬として臨床試験が行われていて、患者が回復するまでの期間を短縮するなどの効果が報告されたとして、ことし5月にアメリFDA=食品医薬品局が緊急での使用を許可しました。

当初は血中の酸素濃度が一定の値を下回るなど、重症の患者に対して緊急の使用を許可していましたがことし8月、重症の患者以外にも使えるよう、許可の内容が変更されました。

レムデシビルは症状が軽度や中程度の患者には通常5日、人工呼吸器を装着するなど症状の重い患者には最大で10日、点滴で投与します。

日本でも、初めての新型コロナウイルスの治療薬として特例で承認されています。

トランプ大統領の主治医は、3日の会見で、大統領が新型コロナウイルスの検査で陽性だと診断されてから「72時間がたった」と発言しました。

ところが、トランプ大統領が陽性だったとみずから明らかにしたのは2日の未明で、およそ34時間前でした。

このためアメリカメディアの一部は、トランプ大統領が、すでに自身の感染を知りながら、それを隠して2日の選挙関連の行事に参加していたのではないかと厳しく批判しています。

これについて、ホワイトハウスの主治医は会見からおよそ2時間後に声明を出し、「3日目というところを72時間と言い間違えた」と訂正しました。

トランプ大統領が入院するワシントン近郊の軍の病院では、3日、大統領の回復を祈るために訪れた支持者の姿も見られました。

このうち、大統領が入院した2日から夜通しずっといるという男性は「昨夜夕食をとっていた時に大統領がこの病院に入院するとわかったので、現場に来て無事を祈らなければと思いました」と話していました。

また、近くに住むという男性は「大統領が感染したと聞いてとても動揺しました。祈りをささげ、支持を示すために来ました」と話していました。

病院前の幹線道路では走行中の車からクラクションを鳴らしたり、「大統領頑張れ」などと窓から顔を出して叫んだりする人も多くいました。

トランプ大統領は現地時間の3日夜、ツイッターにビデオメッセージを投稿し、「医師や看護師ら、医療関係者に感謝したい。病院に来て体調はかなり改善した。アメリカを再び偉大にするために現場に戻らなければいけない。まだやらなければならないことが残っている。すぐに戻れると思う。今後数日間が本当の試金石になるので、体調がどうなるか見極めたい」と述べました。

アメリカのトランプ大統領新型コロナウイルスに感染した時期や場所を巡って、アメリカの一部のメディアはトランプ大統領が先月、ホワイトハウスで開いた、連邦最高裁判事を指名する記者会見の出席者に陽性が相次いで確認されていると報じました。

これは、アメリカの新聞「ワシントン・ポスト」と「ニューヨーク・タイムズ」が3日、報じたものです。

それによりますと、トランプ大統領以外に陽性が確認された9人のうち、共和党上院議員2人やノートルダム大学の学長など6人はいずれも先月26日にトランプ大統領ホワイトハウスで開いた連邦最高裁判事の指名を発表した記者会見に参加していたと指摘し、この会見で集団感染が起きた可能性があると伝えています。

また、一部のメディアは、陽性が確認されたクリスティーニュージャージー州知事は、大統領候補によるテレビ討論会の準備にも関わっていたと伝えるなど大統領の感染時期や経路に関心が集まっています。

一方、ホワイトハウスのメドウズ大統領首席補佐官は2日、大統領顧問を務める側近ヒックス氏の陽性を確認した時期について、10月1日の午後の早い時期と記者団に発表しました。

このため、ホワイトハウスの幹部たちがトランプ大統領の側近の感染を把握したあとも、トランプ大統領が選挙活動を続けていた可能性があることがわかり、今後、批判が高まることも予想されます。

トランプ大統領の周辺でこれまでに、検査の結果陽性が確認されているのは以下の9人です。

▽メラニア夫人
▽大統領の顧問を務める最側近のヒックス氏
コンウェイ前大統領顧問
▽再選に向けた選挙対策本部のステピエン本部長
共和党全国委員会のマクダニエル委員長
トランプ大統領の討論会の準備を担当するクリスティーニュージャージー州知事
共和党のリー上院議員
▽ティリス上院議員
ノートルダム大学のジェンキンズ学長

このうち、ヒックス氏とステピエン本部長それにマクダニエル委員長の3人を除く6人は、トランプ大統領ホワイトハウスで開いた、連邦最高裁の判事を指名する記者会見に出席していたということです。

一方、ペンス副大統領は3日、前日に続いて検査した結果、陰性だったと発表したほか、大統領選挙で政権奪還を目指す民主党のバイデン前副大統領も、2日、2回の検査の結果、陰性だったと発表しています。

新型コロナウイルスに感染して前日から首都ワシントン近郊の病院に入院しているトランプ大統領は先ほど現地時間の3日夜、ツイッターにビデオメッセージを投稿しました。

この中でトランプ大統領「体調がよくなかったので病院に来たが、今はかなり改善した」と述べ、医師や看護師らに感謝の意を示しました。

そのうえで「今後、数日間が本当の試金石になる。体調がどうなるか見極めたい。数日後にははっきりわかるだろう」と述べ本格的な改善に向かうか、向こう数日の体調を見極める考えを示しました。

また、トランプ大統領「私たちは新型コロナウイルスを克服しなくてはならない。ホワイトハウスで隔離措置をとる選択肢もあったが、そんなことはできない。ここはアメリカだ。指導者として問題に向き合わなければならない」と述べました。

そしてアメリカを再び偉大にするために現場に戻らなければいけない。まだやらなければならないことが残っている。すぐに戻れるだろう」と述べて早期に現場に復帰すると強調しました。

トランプ大統領の容体をめぐっては今もわかっていないことが多く、国民の間で動揺も広がる中、大統領として不安を払拭(ふっしょく)するねらいがあると見られます。

記者
一番のポイントは「今後、数日間で体調を見極める」とした点です。
トランプ大統領の容体について、大統領自身や主治医は、改善に向かっているとしています。

その一方で、大統領の容体に詳しい関係者は、「過去24時間の健康に関する数値がとても懸念されるレベルで、今後48時間が重要だ」との認識を示し、相反する情報が出回っていてはっきりしたことがわかっていません。

こうした状況の中で、大統領みずからが、「今後、数日」と具体的な期限を示して本格的な改善につながるかどうか見極めるとしたことは重要です。

仮に、数日たっても体調の改善をアピールできない場合はさらなる不安を呼ぶことになりますから、大統領本人の口からこうした言葉が出たことに驚きも感じます。

記者
何より国民の動揺を抑えたいねらいがあると思います。国のトップが新型コロナウイルスに感染し、入院する事態に国民の間には不安が広がっています。

だからこそ、政権運営を担う大統領として、そして1か月後に選挙を控えた候補者としても、少しでも早くみずからの口で情報を発信するのがよいと判断したとみられます。

もう1点、こちらの時間の3日午前中には主治医が会見し、体調は改善していると強調しましたが、具体的な体調の質問になると、はぐらかしたり、答えを避けたりする場面も目立ちました。

このため、医師が説明するほど病状はよくはないのではないかとの見方が出ていたのも事実で、大統領としては、こうした見方も払しょくしたかった可能性がありそうです。

もし万が一、何らかの理由で政党が選んだ大統領候補が、選挙本番でその役割を継続できなくなった場合には、党則の手続きが適用される。

トランプ氏が大統領の職務を遂行できなくなった場合はペンス副大統領がそれを代行するものの、与党・共和党の大統領候補に自動的になると決まっているわけではない。共和党はすでに、トランプ氏を正式に候補に選出しているからだ。

共和党の党則によると、共和党全国委員会(RNC)の委員168人が、新しい大統領候補を投票で決める。この場合、ペンス氏が投票対象の1人になる可能性は高い。

【トランプ政権側に都合の良い展開】

ペロシ大統領代行(下院議長)

   ↓

バイデン大統領(カトリック

   ↓ 暗殺

ハリス大統領(女性、インド・ジャマイカ系)

   ↓ 司法判断

ペンス大統領(1期)

   ↓ イヴァンカ副大統領の養成

イヴァンカ大統領(2期)

首都ワシントンの「モール」と呼ばれる広場では、3日、トランプ大統領の支持者およそ500人が集まり、入院したトランプ大統領の早期回復を祈るとともに1か月後に迫った大統領選挙に勝利しようと声をあげました。

この集会は、トランプ大統領を支持していることを隠してきたいわゆる「隠れトランプ支持者」が、選挙が1か月後に迫ったのを機に公の場に集まって大統領の支持を訴えようと開きました。

集会にはおよそ500人が集まり、新型コロナウイルスに感染して軍の病院に入院しているトランプ大統領の早期回復を祈りました。

そして、大統領選挙の投票を呼びかけ、トランプ大統領の再選を勝ち取ろうと訴えていました。

集会に参加した女性は、トランプ大統領の入院について「つらいニュースだが、回復して戻ってくると願っている」と話したほか、男性は「心配しているが、大統領は、あの年齢にしては元気だ。回復してすぐに選挙活動を再開するだろう」と話していました。

また、別の女性は大統領選挙への影響について「トランプ支持者は彼を愛している。病気であろうとなかろうと大勢の人々が彼を支持する」として、選挙の行方に影響はないと話していました。

ホワイトハウスは、3日、新型コロナウイルスに感染して入院しているトランプ大統領が、病院内の特別の執務室で執務にあたっている写真を公開して健在ぶりをアピールしました。

公開された2枚の写真はいずれも3日に撮影されたもので、このうち1枚は上着を着てネクタイを外した姿で書類に何かを書き込んでいる様子で、もう1枚はワイシャツ姿で会議室で書類に目を通す様子が写っています。

新型コロナウイルスに感染して首都ワシントン近郊の病院に入院しているトランプ大統領は3日夜、ツイッターにおよそ4分間のビデオメッセージを投稿しました。

この中で、トランプ大統領は、「病院に来て体調はかなり改善した」と述べたうえで、「今後、数日間が正念場だ。体調がどうなるか見極めたい。数日後にははっきりわかるだろう」と自身の病状を説明しました。

そして、アメリカを再び偉大にするために現場に戻らなければいけない。まだやらなければならないことが残っている。すぐに戻れるだろう」と述べて早期に現場に復帰すると強調しました。

一方、トランプ大統領の主治医は、診断内容を記した報告書を発表し「大統領は引き続き体調がよい状態で、陽性と診断された時に比べて大きく改善が見られている」としています。

そして、「発熱はなく、酸素の吸入も必要ない状態だ」としたうえで、新型コロナウイルスの症状を判断する1つの指標となる血液中の酸素濃度も96%から98%と問題のない数値だということです。

そのうえで「大統領は午後のほとんどを執務をして過ごすなど、部屋の中で問題なく活動できている。まだ困難からは抜け出せておらず、慎重ではあるが、楽観している」としていて、経過は順調だと説明しています。

主治医らは、トランプ大統領の健康状態を注意深く診ていくことにしていて、今後数日間で、大統領の体調が本格的な改善に向かうのかが焦点です。

トランプ大統領の陣営は、大統領が新型コロナウイルスに感染したのを受けて、3日、声明を発表し、大統領が復帰するまでの間、ペンス副大統領や大統領の家族が激戦州でイベントを開くなどして選挙活動を全力で進めていくと発表しました。

声明によりますと、ペンス副大統領は、今月7日に開かれる副大統領候補によるテレビ討論会に出席した後、激戦州アリゾナ州を訪れてイベントを開くほか、大統領の息子のジュニア氏やエリック氏なども選挙の行方を左右する重要な州を相次いで訪問するとしています。

さらに、トランプ陣営は、オンラインによるイベントも開くほか、陣営の女性や黒人の組織など様々な団体の活動を活発化させるとしています。

大統領の感染に伴い、陣営では、大統領本人による集会が中心だった選挙活動の変更を余儀なくされていますが、声明では「全力を挙げて再選に向けた真の熱意を示す」としていて、1か月後に迫った大統領選挙に向けて支持者の熱気を高めていく構えです。

トランプ大統領は、1日、最側近のヒックス氏の感染がわかった後、東部ニュージャージー州にある「トランプ・ナショナルゴルフクラブ」で行われた選挙資金パーティーに参加していました。

現地ニュージャージー州のマーフィー知事は、2日、このパーティーに参加した人たちに対して、14日間の自主隔離と検査を受けるよう呼びかけました。

アメリカのメディアによりますと、パーティーには、およそ100人の支援者が参加したということで、中には最大で25万ドル、日本円にして2600万円あまりを支払って参加した人もいたということです。

参加者がトランプ大統領にどれだけ近寄れたかについては、様々な情報があって明らかではありませんが、ニュージャージー州では、大統領との濃厚接触者を探す「コンタクト・トレーシング」が行われているということです。

メドウズ大統領首席補佐官は3日、FOXニュースの番組に電話で出演し、陽性の検査結果が公表された2日について、トランプ大統領は発熱に加え、血液中の酸素濃度が急激に下がった。主治医と私はとても懸念していた」と述べ、一時は深刻な状況にあったと明らかにしました。

そのうえで「大統領の症状はその後、信じられないほど改善した。
とても楽観している。ただ、今後48時間は依然として厳しい状況になる可能性もある」と述べ、今後、数日は大統領の容体を注視する必要があるとの見方を示しました。

ただ、司会者から「48時間というのは入院した時点からなのか」と聞かれると、「主治医に代わって話すことはしない」と述べるにとどめました。

トランプ大統領自身もビデオメッセージの中で今後、数日間が正念場になるとの考えを示していて、現地では引き続き緊張が続いています。

新型コロナウイルスに感染して入院しているアメリカのトランプ大統領の容体について感染症対策が専門で東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は、トランプ大統領が投与した『レムデシビル』は、ウイルスの増殖を抑えるもので早い段階でウイルスの増殖をできるだけ抑え込む目的だったと思われる」と指摘しました。

また、新型コロナウイルスの症状を判断する1つの指標となる血液中の酸素濃度が96%から98%だったことについて、「この数値は正常域の値だと言える」としています。

さらに、トランプ大統領自身がビデオメッセージの中で今後、数日間が正念場になるとの考えを示していることについて、「以前、新型コロナウイルスに感染したイギリスのジョンソン首相の容体が急激に悪化したことがあったように、新型コロナウイルスの特徴として2、3日で急激に悪化するケースがある。特に70歳以上は重症化するおそれがあるため、経過観察が必要になる」として事態を引き続き注視する必要があると話していました。

#米大統領

d1021.hatenadiary.jp