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ホワイトハウスのマケナニー報道官は5日、ツイッターで、新型コロナウイルスの検査で陽性の結果が出たことを明らかにしました。

今のところ症状はないということですが、直ちに隔離の措置をとるとしています。

また、CNNテレビなどは、関係者の話として、マケナニー報道官のスタッフらも陽性の結果が出ていると報じています。

ホワイトハウスでは、トランプ大統領新型コロナウイルスに感染して入院しているのをはじめ、メラニア夫人や大統領顧問のヒックス氏など、感染が拡大しています。

アメリカメディアは、先月26日にホワイトハウスで開かれた、連邦最高裁判所の判事を指名した記者会見で集団感染が起きた可能性があると報じていて、ここにはマケナニー報道官も出席していたということです。

一方、マケナニー報道官は声明で、「ホワイトハウスの医療チームが濃厚接触者とした人の中に報道関係者はいない」としています。

しかし、アメリカメディアは、マケナニー報道官が4日、ホワイトハウスの外で報道陣の取材に応じた際、マスクを着用していなかったなどとして、新型コロナウイルスをめぐるトランプ政権の対応に批判を強めています。

#ケイリー・マックナニー

アメリカのトランプ大統領は、今月2日未明に新型コロナウイルスに感染していることを明らかにし、その日の夕方、首都ワシントン近郊にある軍の病院に入院しました。

トランプ大統領はその後、4日間にわたり病院で治療を受けていましたが、5日、ツイッターで日本時間の6日午前7時半に退院すると明らかにしました。

病院では、このあと大統領の医師団が記者会見を開き、トランプ大統領の体調について「この72時間、発熱などの症状は出ておらず、血液中の酸素濃度も通常の水準だ」と述べました。

そのうえで「症状が完全になくなったわけではないが、医師団によるすべての診療結果が大統領の退院は可能だということを指し示している」と述べ、トランプ大統領の体調は問題なく退院できる程度にまで回復したという見解を示しました。

医師団では今後、ホワイトハウストランプ大統領の体調の経過を24時間態勢で慎重に観察するとしています。

一方、記者会見で記者団からは、トランプ大統領が4日に病院前の支持者に姿を見せるため専用車で外出したことが適切だったか質問されたのに対し、「大統領や周辺にいる人の安全について感染症の専門家と常に協議をしながら適切な助言を行っている」と述べるにとどめました。

またトランプ政権では5日、ホワイトハウスのマケナニー報道官の陽性が新たに判明するなどトランプ大統領周辺での陽性確認が相次いでいて、政権中枢での感染拡大も懸念されています。

トランプ大統領は、車に乗って病院の外に出たことを一部のメディアが軽率だったと批判的に伝えていることについて、5日、ツイッターに「メディアは、私が、安全な車両に乗って、病院の外で待ってくれていた多くのファンや支援者に感謝したことに憤慨しているということだが、もし、私が出て行かなければ、今度は失礼だと言ったに違いない!」と投稿し、みずからの行動は正しかったと主張しました。

トランプ大統領の周辺で新型コロナウイルスの検査で陽性と確認されたのは、トランプ大統領夫妻も含め、これまでに少なくとも12人に上っています。

これまでの発表などによりますと、検査で陽性と確認されたのは、トランプ大統領、メラニア夫人、大統領の顧問を務める最側近のヒックス氏、コンウェイ元大統領顧問、再選に向けた選挙対策本部のステピエン本部長、共和党全国委員会のマクダニエル委員長、トランプ大統領の討論会の準備を担当するクリスティーニュージャージー州知事、マケナニー報道官、大統領秘書のルナ氏、それに共和党のリー上院議員と、ティリス上院議員ノートルダム大学のジェンキンス学長です。

このうち大統領を含む7人は、先月26日にホワイトハウスで開かれた連邦最高裁判所の新たな判事を指名する際の行事に出席していて、アメリカのメディアはこの行事で感染が拡大した可能性もあると伝えています。
アメリカのメディアは、このほかにもホワイトハウスで勤務する複数の職員の陽性が確認されていると報じていますが、有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ大統領が陽性と確認されたアドバイザーの1人に公表しないように指示したと伝えています。

また、複数のメディアはトランプ政権が陽性と確認された人の濃厚接触者を探す「コンタクト・トレーシング」を十分に実施していないと指摘しています。

具体的には、連邦最高裁の判事指名の行事に参加していたおよそ150人やトランプ大統領の側近が陽性と確認された後に開かれた選挙資金パーティーの参加者およそ200人のうち、ホワイトハウスから連絡を受けた人は限られ、メディアは「政権の混乱ぶりを象徴している」と伝えています。

一方、連邦最高裁の判事指名の行事にはペンス副大統領も出席していましたが、4日に検査した結果、陰性だったとしています。

また、29日に行われた初めてのテレビ討論会でトランプ大統領と対じした民主党のバイデン前副大統領も検査の結果、陰性だったと発表しています。

ジョンズ・ホプキンス大学健康安全センターのアメシュ・アダルジャ上席研究員はトランプ大統領の病状について「医師団は病状をよく見せようとしていて、会見の内容だけからは正確にわからないが、大統領の症状は軽いものではなく、投薬や酸素を必要とする少なくとも中程度の症状だったとみられる」と分析しました。

また、退院の判断について、「すべての患者が症状がなくなるまで入院するわけではなく、ある程度回復したところで退院する人も多い。ホワイトハウスでは24時間常に高度な医療を受けられることを考えると、安全な決断ともいえる」としながらも、「CDC=疾病対策センターガイドラインに従えば、症状が出てから10日間は人との接触を避けなければいけない。当面、選挙活動で人と接触するべきではなく、以前のスケジュールに戻るには時間がかかるだろう」と見通しを示しました。

さらに、「大統領は高齢かつ肥満の男性であり、今後も油断すべきではない。症状が再び悪化しないように数週間は注意深く見守ることが重要だ」としています。

一方で、トランプ大統領の側近らの間で感染が相次いだことについて「トランプ大統領とその周辺は、とるべき予防策をみずからの選択でとらなかった。感染が広がったのは驚きに値しないが、このようなことが大統領の周辺で起こったのは安全上大きな問題だ」と述べたうえで、「トランプ大統領ホワイトハウス新型コロナウイルスの危険性を過小評価し続け、真剣に対処する人をばかにしつづけてきた。トランプ大統領ツイッターのメッセージは感染対策への信頼を失わせるものだ」と強く批判しています。

トランプ大統領は2日、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにし、首都ワシントン近郊にある軍の病院に入院しました。

そして抗ウイルス薬の投与など治療を受けていましたが、入院から4日目の5日、体調が回復したとして退院しました。

トランプ大統領は専用のヘリコプター「マリーン・ワン」でホワイトハウスに戻り、庭に降り立つと階段を歩いて上がり、マスクをはずして親指を立てるポーズを取って体調の回復をアピールしました。

医師団は、今後はホワイトハウスで24時間態勢で体調の経過を慎重に観察するとしています。

トランプ大統領は、退院に先立って投稿したツイッターで「私はとても気分がよい。新型コロナウイルスを恐れるな。ウイルスに生活を支配されるな」としたうえで、「トランプ政権のもとですばらしい薬や知見を得ている。私は20年前よりも調子がいい」と主張しました。

また、退院にあわせて「すぐに選挙運動に戻る」と投稿し、選挙戦への復帰に強い意欲を示しました。

トランプ大統領としては、大統領選挙の投票日まで1か月を切る中、早期に退院してホワイトハウスに戻ることで強いリーダー像を示したいねらいもあるとみられます。

ただトランプ大統領の医師団は「症状が完全になくなったわけではない」と述べていて、入院から4日目の完全に回復していない中での退院に懸念の声も出ています。
トランプ大統領は入院していた軍の病院を出る際に、右手を小さく掲げたあと、階段を歩いて下り、記者団に対して、「皆さん、ありがとう」と述べて車に乗り込みました。

病院の前にはトランプ大統領の退院を見届けようと、大勢の大統領の支持者が集まりました。

このうち、トランプ大統領が入院した今月2日から現場に寝泊まりしていた40歳の支持者の男性は「大統領が退院するのを見ることができて最高の気分です。来月の選挙では地滑り的大勝利をおさめると思います。トランプ大統領の健康が全く心配ないとは言えませんが、医師が『大丈夫』と言ったのなら問題ないと思います」と話していました。

トランプ大統領について、民主党のバイデン前副大統領は5日、「大統領が早期に回復するよう願っているが、この国の新型コロナウイルスの危機は、まだ終わっていない」と述べ、新型コロナウイルスの感染対策に取り組むよう呼びかけました。

民主党のバイデン前副大統領は、5日南部フロリダ州マイアミの会場で開いた集会で演説し、新型コロナウイルスに感染し入院中のトランプ大統領がビデオメッセージを発信したことについて「喜ばしく思った」と述べました。

そのうえで、選挙戦のメッセージを発信するまでに体調が回復しているとして、「大統領にはぜひ、科学者の言うことや、全国でのマスクの義務化を支持するようにしてほしい」と述べました。

また、「大統領が早期に回復するよう願っているが、この国の新型コロナウイルスの危機は、まだ終わっていない」と述べ、大統領に対して、新型コロナウイルスの感染対策に取り組むよう呼びかけました。

新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領は5日、入院からまる3日で退院してホワイトハウスに戻り、今後は治療を続けながら、執務室とは別の棟の公邸に用意された部屋で隔離措置をとって執務を行うとみられています。

トランプ大統領は、退院に先立ってツイッター「近く選挙戦に復帰する」と書き込んだほか、ホワイトハウス到着後はバルコニーでマスクを外したのちポーズをとって体調の改善をアピールしました。

その後、投稿したビデオメッセージでは「仕事に戻る。危険は承知のうえだ」と述べて、政権運営を続け、選挙戦も近く再開する考えを強調しました。

さらに、アメリカの複数のメディアは、陣営の話として、来週予定されている2回目のテレビ討論会にトランプ大統領が参加する意向を示していると伝えています。

一方で、トランプ大統領の体調をめぐっては、主治医が「まだ困難な状況から抜け出したわけではない」として症状が残っているとしているほか、ホワイトハウスではマケナニー報道官も含めて先週から今週にかけて10人以上が陽性と確認されるなど、政権中枢での感染拡大が引き続き懸念されています。

そうした中で、トランプ大統領が選挙活動に近く復帰する考えを示していることに対しては、感染対策を軽視しているとして懸念や批判の声が広がっています。

退院したトランプ大統領ホワイトハウスで隔離措置をとりながら執務を続けるとみられています。

ホワイトハウスには執務室とは別の棟に大統領と家族が暮らす「レジデンス」と呼ばれる公邸部分があり、アメリカの複数のメディアはこの「レジデンス」の一部の隔離された部屋で執務が行えるようホワイトハウスが準備したと伝えています。

ただ、先週から今週にかけてホワイトハウスから10人以上に陽性の検査結果が出る中、建物の中でどのような感染対策が行われるのかは明らかにされていません。

トランプ大統領ホワイトハウス内での隔離措置について先週、「『執務室には行かず閉じこもっていてください。誰とも会わず、誰とも話さずにいてください』と言われた」としていました。

このため、今回も同様の措置がとられる可能性があります。

しかし、大統領選挙まで1か月を切る中で、トランプ大統領が「レジデンス」の隔離された部屋にとどまらなかったり、ビデオメッセージを撮影したりすることも考えられるとして、メディアは対応に当たるホワイトハウスのスタッフに感染がさらに拡大するリスクをはらんでいると伝えています。

トランプ大統領新型コロナウイルスに感染したことを受けて、トランプ陣営は5日、ペンス副大統領や家族が参加したオンラインでの選挙イベントを開催しました。

オンラインのイベントに参加したのは、ペンス副大統領、大統領の長男のジュニア氏とその交際相手のギルフォイル氏、そして次男エリック氏の妻のラーラ・トランプ氏です。

司会役のラーラ・トランプ氏が登壇者を紹介すると、それぞれがおよそ30分にわたってトランプ大統領の功績について語り、選挙活動に参加して投票するよう呼びかけました。

この中でペンス副大統領は「大統領とは、毎日話しているが、とても元気にしている。そして、皆さんのご支援と祈りに本当に感謝している」と述べて、トランプ大統領は順調に回復しているとアピールしました。

また、ギルフォイル氏もトランプ大統領は闘士です。新型コロナウイルスもこのことを思い知るでしょう」と述べて、トランプ大統領は強いリーダーだと訴えました。

新型コロナウイルスに感染して入院していたトランプ大統領が日本時間の6日朝退院したことを受けて、アメリカの一部のメディアは新型コロナウイルスを軽視しているなどとして批判しています。

このうち、ワシントン・ポストは「公衆衛生のガイドラインを無視して無謀ともいえる行為によってホワイトハウスで多くの感染者を出すという結果をもたらしたにもかかわらず、トランプ大統領は再びウイルスを軽視している」などと伝えています。

そしてトランプ大統領が「ウイルスを恐れてはいけない」と述べたことについて、「アメリカ国民がみなトランプ大統領と同じような医療を受けられるわけではない」と批判する民主党議員の声を紹介しています。

またABCニュースでは、公衆衛生の専門家が「トランプ大統領はまだ峠を越えていない。感染者の中には、陽性と分かったり、症状が出たりしたあと、5日や7日、また10日で症状が悪化する人もいる」などと話し、トランプ大統領の体調が回復したと判断するのはまだ早いと指摘しています。

一方ニューヨーク・タイムズは、トランプ大統領が日本時間の6日朝、ホワイトハウスに戻り、マスクをはずして体調の改善をアピールした時の状況について、「トランプ大統領が階段を上ったあと、息切れしているように見えた」などと伝えています。

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