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このシンポジウムはおよそ2600人の俳優や声優が所属する日本俳優連合が30日夜、初めて開き、オンラインで公開されました。

この中で、俳優や声優などを対象に、先月から今月にかけてインターネット上で行ったアンケート調査の中間報告が紹介され、「仕事が原因で死にたいと思ったことがあるか」という質問に対して、回答があった166人のうち、およそ3割に当たる48人が「ある」と回答したことが報告されました。

また仕事でどんな不安があるかという質問には、複数回答で、労働時間やハラスメントなどが多かったということです。

この結果についてシンポジウムに参加した精神科医は「芸能人はSNSで常に評価され続け、食事や睡眠にも制限があるなど強いストレスにさらされやすい一方、誰にも相談できずに悩みを深め、自殺につながってしまうケースも見られる」と指摘しました。

日本俳優連合は芸能人が心の悩みを相談できる専用窓口の設置など、必要な対策を講じたいとしています。

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