エチオピア政府 北部の州都「制圧」宣言 混乱懸念 #nhk_news https://t.co/SfLDWIRGoO
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年11月29日
エチオピアでは、北部の州政府を担う少数民族ティグレの軍事部門が11月4日に政府軍の基地を攻撃したのをきっかけに、政府軍との間で戦闘が始まりました。
政府軍は、北部の州都メケレへの攻勢を強め、28日、アビー首相はツイッターに「政府軍はメケレを完全に制圧した」としたうえで、軍事作戦の完了を宣言する声明を投稿しました。
声明では、今後、市街地の復旧や避難した人の帰還などに取り組むとしています。
ただ、北部では、インターネットなどの通信が遮断されていて、詳しい状況は分かっていません。
一方、ロイター通信は、少数民族の勢力側が戦闘を続ける考えを示していると伝えていて、戦闘員が山間部に逃れて抵抗する可能性も指摘され、混乱が懸念されています。
現地からは、すでに4万人を超える人が隣国スーダンに難民として逃れるなど人道危機が深まっていて、国連は食料や燃料が不足しているとしてエチオピア政府に対し、人道援助機関の関係者の現地入りを許可するよう求めています。
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