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作業着などのチェーン店を展開するワークマンは去年12月までの9か月間の決算で売り上げと最終的な利益がともに過去最高となりました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で手ごろな価格のアウトドア向けの衣料品が大きく伸びました。

ワークマンの去年4月から12月までの決算は、売り上げにあたる営業総収入は前の年の同じ時期より16.1%多い831億円、最終的な利益は22.9%多い133億円の増収増益で、いずれも過去最高となりました。

ワークマンは、作業着だけでなく手ごろな価格のカジュアル衣料などの品ぞろえを強化していて、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うキャンプ人気の高まりや自転車通勤の増加を背景に防水性や伸縮性のあるパーカーなどの販売が大きく伸びたということです。

会社では、女性向けの商品を充実させるなどとして顧客層の拡大を図り、店舗数をおよそ900店から2040年をめどに2000店に増やすことを目指すとしています。

ファッション業界では、デパートなどに出店する大手アパレルや紳士服チェーンが売り上げを落とす一方、手ごろな価格を売りにしたカジュアル系のブランドなどが業績を伸ばしていて、新型コロナウイルスの影響で新たな生活様式が広がる中、明暗が分かれた形になっています。

防衛省によりますと、この事故で民間の商船の乗組員に、けが人は確認されておらず、海上自衛隊の潜水艦の隊員3人が軽いけがをしましたが、病院に搬送する必要はない程度だということです。

衝突した潜水艦「そうりゅう」は定期検査が終了したあとの訓練の途中で、海中から浮上する途中で衝突したと見られるということです。

衝突した潜水艦は、現在、近くの港に向けて航行中だということです。

防衛省では、このあと岸防衛大臣が記者団の取材に応じ、当時の状況などについて説明することにしています。

海上保安庁の関係者によりますと、海上自衛隊の潜水艦と衝突した船は香港船籍の「オーシャン アルテミス」(およそ5万トン)だということです。

積み荷は9万トンあまりの鉄鉱石で、中国人21人が乗っていたということです。

船の位置情報を公開しているウェブサイト「IHIジェットサービス」によりますと、この船は岡山県に向かって今月5日の午後、中国の山東省の青島を出港したということです。

そして8日午前0時ごろに鹿児島県沖を通過したあと、事故現場を航行していました。

防衛省によりますと、潜水艦「そうりゅう」は、全長84メートル、排水量は2950トンで、平成21年に就役し、海上自衛隊呉基地を拠点とする「第1潜水隊群」に所属しています。

魚雷発射管を6基搭載し定員は65人です。

高い操作性を保つため船体後部の「かじ」の形がアルファベットのエックス形になっていて、航行中の静かさが特徴だということです。

海上自衛隊は複数の潜水艦を運用し、高い隠密性を生かして東シナ海での警戒監視などの任務にあたっています。

海上自衛隊の艦艇と民間の船舶が衝突する事故はこれまでもたびたび起きています。

最近では去年3月、東シナ海の公海で警戒監視のために航行していた護衛艦「しまかぜ」と中国の漁船が衝突し、漁船の乗組員がけがをしました。

おととし6月には、広島県三原市の沖合で掃海艇「のとじま」と北九州市の海運会社が所有する貨物船が衝突し、けが人はいませんでしたが、掃海艇が一部浸水するなど双方に被害が出ました。

平成21年10月には関門海峡護衛艦「くらま」と韓国籍のコンテナ船が衝突して護衛艦が炎上し、護衛艦の乗組員6人が軽いけがをしました。

平成20年2月にはイージス艦「あたご」が千葉県の房総半島の沖合で漁船と衝突し、漁船に乗り込んでいた親子2人が死亡しました。

そして昭和63年7月には潜水艦「なだしお」が神奈川県の横須賀市沖で遊漁船と衝突し、釣り客と遊漁船の乗組員合わせて30人が死亡する事故が起きています。

海上自衛隊の元海将で、潜水艦の艦長も務めた経験もある金沢工業大学虎ノ門大学院の伊藤俊幸教授は「マストには潜望鏡があり、潜水艦は、潜望鏡を水面に出そうとする時に周囲の状況の確認が難しくなるため、最も事故が起きやすい。隊員は当然、そのことを認識しているので、ソナーなどで何度も周囲の安全を確保しながら、慎重に作業する。ソナーが故障したことも考えられるが、故障でないなら、隊員の練度やチームワークに問題がなかったのか、確認する必要がある」と指摘しています。

そのうえで「日本の潜水艦の性能や隊員の操縦技術は世界でも高く評価されており、ささいな事故も起こさないよう極めて慎重に運用してきた。こうした事故はあってはならない」と話していました。

#アウトドア#交通