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発表によりますと、東京・千代田区にある帝国ホテル東京の運営会社は、「本館」と貸しオフィスなども入る「タワー館」を、三井不動産と共同で最大で2500億円かけて建て替えます。

帝国ホテルは、明治23年に日本の迎賓館として開業し、130年を超える歴史を持つ日本を代表するホテルで、2代目の本館には、喜劇王チャップリンやハリウッドスターのマリリン モンローなどの著名人が宿泊しました。

3代目となる現在の本館も完成から50年を迎えるなど、施設の老朽化が進んだため、建て替えを決めたということです。

まず「タワー館」の建て替えを2024年度から始め、2030年度に再オープンし、つづいて、その翌年度の2031年度から「本館」の建て替えを始め、2036年度に再オープンする計画です。

運営会社の「帝国ホテル」は今年度、グループ全体で148億円の最終赤字を見込んでいますが、感染の収束後を見据えて施設を一新し、外資系ホテルに対抗するねらいがあります。

老舗の高級ホテルでは、ホテルオークラ東京」も本館を建て替えおととし、「The Okura Tokyo」に名称をかえて、新たにオープンしています。


外国人が回転すしへ行った反応Trying Sushi!

大阪に本社を置く「近鉄グループホールディングス」は、所有するホテル全体の3分の1にあたる8か所を、アメリカの投資ファンドと設立する新会社に売却すると発表しました。新型コロナウイルスの影響で悪化した財務を改善するねらいがあるものとみられます。

発表によりますと「近鉄グループホールディングス」は、グループで保有・運営する24のホテルのうち8か所を、ことし10月にアメリカの投資ファンドブラックストーン・グループ」と設立する新会社に売却します。

売却するのは京都市にある「都ホテル京都八条」や、大阪市にある「ホテル近鉄ユニバーサル・シティ」、それに神戸市にある「神戸北野ホテル」など8か所です。

売却されたホテルは名称は変えずに、投資ファンドが持つ経営ノウハウを活用しながら引き続き近鉄グループが運営するということです。

近鉄グループホールディングス」は、新型コロナウイルスの影響で鉄道の利用者が大幅に減少しているほか、近畿日本ツーリストを傘下に持つ子会社の「KNTーCTホールディングス」は、負債が資産を上回る債務超過に陥っています。

ホテルの売却額は公表されていませんが、数百億円に上るとみられ、悪化した財務を改善するねらいがあるものとみられます。

#アウトドア#交通