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紫綬褒章を受章する舞踊家の金森穣さん(46)は、新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ」の専属ダンスカンパニー、「Noism CompanyNiigata」の芸術監督を務めています。

金森さんは17歳でヨーロッパに渡り、世界的な振り付け師、モーリス・ベジャールなどに師事してダンスや振り付けの腕を磨き、20歳でデビューしました。

その後、日本で初めてとなる公共劇場専属の舞踊団「Noism」を立ち上げて創造性に満ちた作品を次々と発表し、これまでに芸術選奨文部科学大臣賞や毎日芸術賞など数々の賞を受賞しています。

今回の受章について金森さんは「17年前に新潟に移住し、『信じてきた道が間違っていなかった。これからも信じて歩んでいいんだ』と言われた気持ちがしてすごく喜びを感じています」と話しています。

そして今後の活動について、新型コロナウイルスが文化や芸術活動にも深刻な影響を及ぼしている状況に触れたうえで、「芸術家としての活動がどのように新潟のためになっていくのか、これからも考えていきたい。今回の受章をきっかけに1人でも多くの人に興味を持ってもらえたらうれしい」と話しています。

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