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データ分析会社のナウキャストとクレジットカード大手のJCBは、カードの利用情報をもとに、プライバシーを保護したうえで消費の動向を見る指数を公表しています。

それによりますと、6月の指数は新型コロナウイルスの感染拡大前に当たる2年前の同じ月を12.8%下回り、3か月連続でふた桁のマイナスとなりました。

内訳を見ますと、外出に関わる消費の落ち込みが依然大きく、
「交通」がマイナス56.6%
「旅行」がマイナス47.9%となったほか、
「外食」がマイナス39.5%
映画館や遊園地などの「娯楽」がマイナス31.9%などとなっています。

一方で、
動画などの「コンテンツ配信」はプラス58.5%と大幅に増え、
「ネット通販」もプラス38.7%と伸びています。

調査した会社では「ワクチンの接種が進めば今後、緩やかに消費が回復する可能性もある。ただ、外食については東京に4回目の緊急事態宣言が出されるなど、営業面の制約が続く中で当面、目立った回復は見込みにくいのではないか」と話しています。

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