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5日未明、SNSフェイスブックやインスタグラムで何らかの障害が起き、利用できない状態になっています。

影響が出ているのは、いずれもアメリカのIT大手、フェイスブック社やその傘下の企業が運営する、SNSフェイスブックやインスタグラム、それにワッツアップです。

日本時間の5日午前1時前後から、これらのサービスに何らかの障害が起きて利用できない状態になっていて、影響は世界的に出ているとみられます。

会社は「一部の人がアプリなどに接続できない問題が起きているのを認識している。なるべく早い復旧を目指しているが、ご不便をかけ、おわびします」などとコメントしています。

アメリカメディアによりますと、フェイスブックではおととしも同じような障害が起き、このときにはおよそ1時間で復旧したということです。

フェイスブック社は、5日未明にフェイスブックやインスタグラムなどで発生した障害について、エンジニアのコメントを発表し、この中で「ネットワークの通信を調整するバックボーンルーターの設定変更により、通信が中断する問題が発生した。この通信の中断が、データセンターの通信にも連鎖的な影響を及ぼし、サービスを停止させた」としています。

ネットワーク通信や情報セキュリティーに詳しい大阪大学の猪俣敦夫教授によりますと、障害が起きていた時間帯に接続の状況を調べたところ、フェイスブック側が複数のIPアドレスをまとめて管理するシステムと、外部との接続部分に通信障害が生じ、アクセスできない状態が起きていたということです。

障害の影響が数時間に及んだことについて、猪俣教授は「1つのネットワークが切断されたときに、別の空間に緊急的に移行する体制をつくっておかなくてはいけない。おそらく今回もそうした体制が作られていたと思うが、移行がうまくいかなかったのだろう」と指摘し、システム障害が発生した際には、確実に復旧できるバックアップ体制の充実が重要だとしています。

アメリカのFTC=連邦取引委員会は去年、フェイスブックが自社の独占的な地位を脅かされないよう、競合する可能性がある写真や動画の投稿アプリ「インスタグラム」などの企業を買収し公正な競争を妨げたとして、反トラスト法違反の疑いで首都ワシントンの連邦地方裁判所に提訴しました。

しかし、裁判所がことし6月、フェイスブックSNSの市場を独占していることを示す法的根拠が不十分だなどとして訴えを退け、訴状の内容の修正を求めたため、FTCは8月、当初より詳しい内容の訴状を出し直し再提訴の手続きをとりました。

これに対して、フェイスブックは4日、再提訴の訴えを却下するよう求める申し立てを行いました。

その理由についてフェイスブックは、「裁判所はFTCに正当な主張をするための2度目のチャンスを与えたが、フェイスブックが市場を独占してきたという事実を証明できていない、致命的な欠陥が残っている」などと主張しています。

裁判所は、今回の申し立てについて、来月半ばまでに結論を出すことになっていて、巨大IT企業に対する規制強化の動きが強まるなか、どのような判断を下すのか注目されます。

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