https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

イタリア政府は、新型コロナワクチンの接種を加速させ、感染の拡大を食い止めるため、働くすべての人にワクチンの接種証明または検査による陰性証明などの携帯を義務づけることを先月決めました。

違反者には出勤停止の処分や、悪質な場合は罰金も科すとしています。

義務化が始まる15日を前に、ローマでは9日、これに反対する人たちが抗議デモを行い、地元メディアは1万人以上が参加したと伝えています。

参加者たちは広場を埋め尽くし、一斉に「自由を!」などと声をあげたり、道路に座り込んで抗議の意思を示したりし、当局が放水車などを使って排除に乗り出していました。

このほか、一部の参加者は、労働組合が義務化を支持しているとして、組合の事務所に押し入ろうとするなど、騒然とする場面もみられました。

これに対しドラギ首相は「みずからの考えを表明する権利を、攻撃や脅迫をする後ろ盾としてはならない」などと非難しています。

イタリアでは、ワクチンの接種対象者のうち接種を終えた人は9日の時点でおよそ80%に上り、1週間当たりの新規感染者数は、最も多かった去年11月の10分の1以下に減っていますが、イタリア政府は引き続きワクチン接種の促進に取り組むとしています。

オーストリアの検察当局は2016年から2018年にかけてクルツ氏に有利になるよう操作された世論調査がメディアに掲載され財務省の資金がメディア側に支払われたなどとして捜査を開始し、クルツ首相は公金の違法な支出に関与した疑惑が持たれています。

今月に入って首相府や財務省などが捜索を受け、野党や連立政権を組む政党からも退任を求める声が強まるなか、クルツ首相は9日、声明を発表し「混乱を避け安定を確保するため」として首相を辞任する意向を明らかにしました。

一方で疑惑への関与については否定しました。

クルツ首相は中道右派の「国民党」の党首にはとどまる考えを示し、次期首相には現在、外相を務めるシャレンベルク氏を推すとしています。

クルツ首相は4年前、史上最年少の31歳で首相に就任しました。

おととし、議会で内閣の不信任決議案が可決されいったん辞任しましたが、その後の選挙で「国民党」を第1党に導き、去年から2度目の政権を率いています。

d1021.hatenadiary.jp

#EU