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8日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は、先週末に比べて104ドル27セント高い3万6432ドル22セントと、2営業日連続で最高値を更新しました。

アメリカ議会下院で5日、道路や橋を整備する総額110兆円規模のインフラ投資法案が可決されたことを受け、景気の先行きへの期待感から買い注文が出ました。

また、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も上昇し、8営業日連続で最高値を更新しました。

市場関係者は「インフラ投資法案の可決を受けてアメリカ経済の回復が今後も続くという見方が強まり、株式に資金を振り向ける投資家が多かった」と話しています。

FRB改造の機会
クオールFRB理事は12月最終週をもって退任する。FRBクオールズ氏の辞意を文書で発表した。2017年にFRB入りしたクオールズ氏は、今年10月に副議長(銀行監督担当)としての任期を満了している。バイデン大統領にはすでに次期FRB議長を選出する機会が与えられている。さらに、クラリダFRB副議長の任期は1月末に終了するほか、同理事会では空席が一つある。これにクオールズ氏の後任指名権が加わり、バイデン氏はFRBを再形成する機会を得る。

感染を予防
米バイオ医薬品メーカーのリジェネロン・ファーマシューティカルズは、同社が開発した新型コロナウイルス感染症(COVID19)の抗体カクテル療法「REGEN─COV」が最長8カ月間にわたり有症状の感染リスクを82%引き下げると、試験結果を基に発表した。同社はREGEN─COVを感染予防薬として使用できるよう、米食品医薬品局(FDA)に適用拡大の認可を申請している。

賛成多数
米電気自動車大手テスラの株は一時7%を超える値下がりとなった。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が保有株の10%を売却する是非がツイッター上の投票で問われた結果、賛成多数となったことが背景にある。同投票にはツイッターのユーザー350万人ほどが参加し、約58%が売却に賛成した。マスク氏が保有しているテスラ株は1億7050万株で、対象となる株式は約210億ドル(約2兆3800億円)相当。

来年末までに
FRBのクラリダ副議長は「利上げを検討するのはまだずっと先だということは明らかだ」としつつ、「フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を引き上げるために必要な3条件は、2022年末までには達成されていると確信する」と述べた。一方で「今年のインフレは現時点で、長期目標の2%を『適度に』上回るというものを著しく上回っていると自分には見受けられる。来年も同様の状況となるならば、政策としては成功とは見なさない」と述べた。

タイミング誤る
商品先物取引委員会(CFTC)データの移動平均によれば、レバレッジドファンドは過去4週間に2年物米国債先物に強気のポジションを記録的なペースで積み上げ、買い越しは2日に2015年以来の高水準に迫っていた。しかし2年債利回りはその4週間に0.27%から0.56%に急上昇した。投資家は世界的に利上げ時期予想を前倒ししていたが、中央銀行はこれを押し戻そうとし、特に短期債の利回りが大きく変動した。

エネオスホールディングス(HD)などによるNIPPOに対する株式公開買い付け(TOB)に関連し、香港のヘッジファンド、オアシス・マネジメントは9日までに、対抗する買収提案を促す呼び掛けを始めた。オアシスはNIPPOの株主。

  オアシスが8日に開設したウェブサイトによると、NIPPOからの最近の書簡で、NIPPOへの買収提案の妥当性を評価する特別委員会は、実施中のTOBに対抗する買収者の提案を検討する用意があること、エネオスHDも対抗提案者を敵対的とは見なさないこと、対抗買収者は企業価値向上の施策を含む詳細な提案を特別委員会に提出する必要があるとの説明があったという。

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