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財務省が発表した国際収支統計によりますと、ことし9月の日本の経常収支は1兆337億円の黒字となりましたが、黒字額は去年の同じ月より4676億円、率にして31.1%減り、2か月連続で去年の同じ月を下回りました。

これは、原油価格の上昇で輸入額が大幅に増加する一方、東南アジアの感染拡大で部品の調達が難しくなったことで自動車の輸出が減り、輸出から輸入を差し引いた「貿易収支」が2299億円の赤字となったことが主な要因です。

このほか、日本企業が海外の子会社から受け取った証券投資などの配当や利子などを含む「第一次所得収支」は、株高などを背景に黒字額が拡大し1兆7532億円の黒字となりました。

また、合わせて発表された、ことし4月から9月までの今年度上半期の経常収支は8兆120億円の黒字でした。

海外経済の持ち直しで輸出が増えたほか、「第一次所得収支」が増加し、黒字額は去年の同じ時期と比べて2兆2801億円、率にして39.8%増えました。

#アベノミクス#リフレ#金融政策