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北朝鮮では、今月30日にキム・ジョンウン総書記が軍の最高司令官に就任してから10年となります。

朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、キム総書記の10年間の統治を振り返る記事を連日掲載していて、22日付けの記事はことし1年について「試練において、建国以来、最悪だ」と指摘しました。

北朝鮮の報道を分析している「ラヂオプレス」によりますと、党の機関紙や国営メディアが、ことしが建国以来、最も状況が厳しいと伝えるのは初めてだとみられるということです。

一方、キム総書記の統治については「人民への献身において絶頂の10年だった」とたたえ、大規模な住宅の建設事業が進んでいることなど、国民生活を向上させているとして業績を強調しました。

新型コロナウイルスや長引く経済制裁の影響で経済が打撃を受ける中、国民に寄り添う姿勢を印象づけることで、内部の結束を図る狙いがあるとみられます。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、6年9か月にわたり駐在した中国の李進軍大使が離任することになり、22日、チェ・リョンヘ最高人民会議常任委員長らと会談したことを、23日付けで伝えました。

会談では、キム・ジョンウン金正恩)総書記のメッセージが紹介され「過去7年間、数回の中朝首脳会談が成功するよう補佐し、両国の友好関係の発展のため努力してくれた」と評価したということです。

一方、朝鮮中央通信は李大使の後任やその赴任時期について伝えておらず、複数の外交筋によりますと、現時点で後任の大使がいつ赴任するか見通しが立っていないとみられるということです。

北朝鮮では新型コロナの感染対策として去年1月末から国境が封鎖され、大使の不在が長期化した場合、最大の支援国である中国との関係に影響を与える可能性も指摘されています。

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