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トルコでは、エルドアン大統領の意向に沿う形で中央銀行が利下げを繰り返していることなどを背景に通貨リラが暴落するとともに、インフレが加速しています。

3日、トルコの統計局は先月の消費者物価指数が前の年の同じ月と比べて36.08%上昇したと発表しました。

地元メディアによりますと、この物価上昇率エルドアン大統領が率いる与党が20年前の2002年に政権を発足させて以来、最も高い値だということです。

インフレの影響は広い分野に及び、12月には最大都市イスタンブールをアジア側とヨーロッパ側に分けるボスポラス海峡のフェリーが、燃料の高騰で一部運休になったほか、今月からは一般家庭の電気料金が5割以上値上がりするなど、市民生活を直撃しています。

こうした物価高の要因となっている通貨の暴落に歯止めをかけようと、トルコの金融規制当局は去年11月以降、為替操作のために虚偽の情報を発信したなどとして、合わせて24人を告発するなど相場に影響を及ぼしかねない発言に神経をとがらせていますが、経済の混乱が収束する見通しは立っていません。

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