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トルコではエルドアン大統領の意向に沿う形で、インフレが続く中でも中央銀行が「利下げ」を行うという異例の対応を続けてきましたが、ことし5月の大統領選挙後、エルドアン政権は金融引き締めに転じています。

ただ、先月7月の消費者物価指数は前の年の同じ月と比べて47%余り上昇し、インフレが加速していて中央銀行は24日、金融政策を決める会合で政策金利を17.5%から25%へと7.5%引き上げることを決めました。

利上げ幅が市場の予想を上回っていたことから、下落を続けていた通貨リラは24日、ドルに対して一時5%余り上昇しました。

利上げはことし6月に就任した、エルカン総裁のもと3回連続で中央銀行は「インフレが予想以上に悪化している」として、さらなる金融の引き締めでインフレに対処したい考えです。

#トルコ中央銀行(大幅利上げ)

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