仏当局 グーグルとFBに制裁金 “履歴利用を拒否しにくく” #nhk_news https://t.co/y3DVBoOPPb
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年1月6日
フランス政府のデータ保護当局は6日、グーグルとフェイスブックが、サイトの閲覧履歴のデータを保存する「クッキー」と呼ばれる機能について、閲覧者に利用を拒否されにくいようその手続きを煩雑にしているとして制裁金を科すことを決めたと発表しました。
制裁金は、グーグルに1億5000万ユーロ、フェイスブックから社名を変更したメタに6000万ユーロで、日本円にして合わせておよそ270億円を支払うよう命じたということです。
ヨーロッパでは、ネットビジネスで支配的な影響力を持つアメリカの大手IT企業を、競争法や個人情報保護の観点から厳しく規制する動きが相次いでいます。
5日、ドイツ政府の当局が競争法に違反する行為がないかグーグルを本格的に調査していることを明らかにしたほか、先月はイタリアの当局がアマゾンにおよそ1470億円の制裁金を科しています。
EU=ヨーロッパ連合は、安全保障のためにも、ビッグデータや半導体といったデジタルの分野で巨大なアメリカや中国の企業と競争できる産業を育成することを目指しており、こうした外国企業をけん制する動きはさらに続きそうです。
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