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カザフスタンで、政府に対する抗議活動が各地に広がったことに対し、政府は「テロ行為」だと位置づけて一掃する作戦を進め、内務省によりますと、デモの参加者26人と治安当局者18人が死亡し、3800人以上を拘束したということです。

トカエフ大統領は、7日行った演説で「私は、警告なしに射撃するよう軍に命令を出した」と述べ、武器の使用を含めて力で抗議活動を抑え込むよう軍に指示したと明らかにしました。

また、現地には、カザフスタンの要請を受けて、ロシアが主導するCSTO=集団安全保障条約機構の部隊も活動を始めていて、トカエフ大統領はプーチン大統領に特に感謝したい。私の訴えに迅速に、温かく対応してくれた」と述べました。

また、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、7日、プーチン大統領が、トカエフ大統領と複数回にわたって電話で会談したと明らかにし、テロと戦うための共同作業を行うことなどロシアとしても支援する方針を伝えたということです。

プーチン大統領は、ロシアにも反政権の動きが波及することを警戒しているとみられます。

カザフスタンにロシアが主導する軍事同盟の部隊が派遣されたことについて、アメリカのブリンケン国務長官は7日の記者会見でカザフスタン政府は抗議活動に対処し、法と秩序を維持できたと思う。なぜ外国の支援が必要だと感じたのかはっきりしない」と述べ、疑問視しました。

そのうえで「われわれは平和的な解決を求める」と述べカザフスタン当局や軍事同盟の部隊に対し、デモの参加者の人権を尊重するよう呼びかけました。

ウクライナ情勢をめぐっては、欧米はロシアに対しウクライナとの国境周辺に展開させている部隊の撤退を求めている一方、ロシアはNATO北大西洋条約機構がこれ以上拡大しないよう保証を求めており、軍事的な緊張が続いています。

こうした中、NATOは7日、臨時の外相会合をオンライン形式で開き、1月12日のロシアとの協議を前に対応をめぐって意見を交わしました。

会合のあとの記者会見で、NATOのストルテンベルグ事務総長は「ロシアとの対話には誠意をもって取り組むが、外交が失敗する可能性にも備えるべきだ」と述べ、ウクライナへの軍事的な攻勢に出ないよう、ロシアをけん制しました。

そのうえで、ストルテンベルグ事務総長は「各国にはみずからが進む道を選ぶ権利があるという原則について妥協することはありえない」と述べ、NATOが拡大しないよう求めるロシアの主張には応じられないとする認識を重ねて示しました。

ウクライナ情勢をめぐって欧米とロシアは、来週、一連の協議を行う予定で、欧米はロシアに対しウクライナとの国境周辺に展開させている部隊の撤退を求める一方、ロシアはNATO北大西洋条約機構がこれ以上拡大しないことを保証するよう要求しています。

アメリカのブリンケン国務長官は7日、記者会見を行い「ロシアはNATOウクライナへの部隊や施設の配置を計画し対立をあおっているとか、東ヨーロッパに拡大しないという約束を破ったなどと主張しているが、いずれもうそだ」と述べ、ロシアがうその情報を拡散し、ウクライナ国境周辺での大規模な部隊の展開を正当化していると非難しました。

そして「こうしたやり方は、ロシアが2014年にウクライナに侵攻したときに目の当たりにした」と述べ、ウクライナへ軍事侵攻をした場合、さらに厳しい経済制裁で対応すると改めて警告しました。

そのうえでブリンケン長官は「われわれは、ロシアがどちらの道を選ぶのか見ることになる」と述べ、対話による解決か経済制裁のどちらを選択するのかはロシアしだいだとして対応を迫りました。

#NATOexpansion

カザフスタンで政府に対する抗議活動が各地に広がったことに対し、政府は「テロ行為」だと位置づけて一掃する作戦を進め、内務省はこれまでにデモの参加者26人と治安当局者18人が死亡し、4400人以上を拘束したとしています。

混乱が続くなか、カザフスタンの一部メディアは7日、長期にわたって権力を握っているとして抗議活動で批判の矛先が向けられたナザルバーエフ前大統領について「家族とともに国を去った」と報じました。

その一方でベラルーシ大統領府が7日、ルカシェンコ大統領がナザルバーエフ前大統領と電話会談したと短く発表したのに続いて、ナザルバーエフ氏の報道官も8日「本人は、カザフスタンの首都にいる。うそや臆測の情報を意図的に広めないでほしい」ツイッターに投稿しました。

国父=国の父と呼ばれ、かつては圧倒的な支持を集めたナザルバーエフ前大統領は抗議活動が始まってから詳しい動静が伝えられておらず、前大統領をめぐる状況に関心が集まっています。

#反ロシア#対中露戦

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