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ロシアのラブロフ外相は3日付けのロシアの新聞「モスコフスキー・コムソモーレツ」のインタビューに応じ、北方領土問題を含む日本との平和条約交渉について話しました。

この中でラブロフ外相は「日本は平和条約について『国境線を引くこと』と『それですべてうまくいく』という2つの文章からなると考えているようだ。しかしこれは戦争が終わった翌朝に行うようなやり方だ」と述べ、日本は国境線の画定にしか関心がないと指摘しました。

そのうえで「われわれは協力関係を発展させるための新しい課題を定めた大きな条約を作り上げ、両国関係を戦略的パートナーシップに引き上げる必要があると考えている」と述べ、両国関係は経済や貿易、外交など幅広い分野にわたって強化される必要があるという考えを示しました。

ラブロフ外相の発言は、ロシアとしては領土問題の解決よりも、経済協力の拡大のほか、日米同盟がロシアを敵視しないようになることなど、安全保障上の懸念が取り除かれることを重視する立場を改めて示したものと言えます。

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カザフスタンで先月ナザルバーエフ大統領の退任に伴い就任したトカエフ大統領は3日、初めての公式訪問でロシアの首都モスクワを訪れ、プーチン大統領と会談しました。

プーチン大統領は謝意を示したうえで「われわれはただのパートナーではなく、最も関係が深い同盟国だ。両国の国民のためにこれからも大きな成果をあげていこう」と呼びかけました。

これに対してトカエフ大統領は「前大統領も両国の関係は常に発展し続け、国の基盤となっているとよく話していた。私の課題はこの路線を継承することだ」と応じました。

カザフスタンでは近年国境を接する中国が巨大経済圏構想「一帯一路」を進める上で重要な国として投資や貿易を増やし、両国の経済的な結び付きが急速に強まっています。

こうした中でトカエフ大統領としては、就任後まもない初めての訪問先にロシアを選ぶことで、ロシアとの伝統的な関係も重視していることを強調するねらいがあったものとみられます。

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