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みずほフィナンシャルグループは、システム障害が相次いだことを受けて、経営責任を明確にするため、グループの坂井辰史社長がことし4月で辞任することが決まっています。

関係者によりますと、みずほの指名委員会は、後任の社長に、傘下のみずほ銀行で常務を務めている木原正裕氏をあてる方向で調整に入っていて、近く開く取締役会で正式に決めることにしています。

木原氏は56歳。1989年に当時の日本興業銀行に入り、融資関連やリスク管理の部署などを経て、みずほ証券執行役員としてリスク統括部長を務めました。

現在はみずほ銀行の常務で、持ち株会社の執行役も兼務し大企業や公共法人向けの営業部門の副責任者を務めています。

みずほは、坂井社長のほか銀行の藤原弘治頭取なども責任をとって辞任することになっていて、今回、経営体制を刷新することで再発防止を徹底できるかが課題となります。

みずほ銀行で、法人向けのインターネットバンキングのシステムに不具合が発生し、ログインしにくい状況になっています。
復旧のめどは今のところ立っていないということです。

発表によりますと、11日午前8時ごろから法人向けのインターネットバンキング「みずほeービジネスサイト」のシステムに不具合があり、ログインしにくい状況になっています。

このサービスは、振り込みのほか、海外への送金や為替に関連した取り引きなどができるものですが、利用している顧客数は公表しないとしています。

今のところ復旧のめどは立っていないということで、銀行では顧客に対して11日付けの振り込みなど、急ぎの取り引きを予定している場合はATM=現金自動預け払い機や店舗の利用を検討するよう呼びかけています。

みずほ銀行は「お客様に多大な迷惑をおかけしていることを深くおわびします」とコメントしています。

みずほ銀行は去年8回のシステム障害が相次ぎ、金融庁から業務改善命令を出され、今月17日までに改善計画を提出するよう求められる中、去年の年末にもATMなどで一時振り込みができなくなる不具合が発生していました。

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