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北京オリンピックフィギュアスケートの女子シングルは、後半のフリーが行われ、坂本花織選手が自己ベストを更新する153.29をマークし合計233.13で銅メダルを獲得しました。
この種目での日本選手のメダル獲得は、2010年バンクーバー大会で浅田真央さんが銀メダルを獲得して以来、3大会ぶりです。

樋口新葉選手は140.93で、合計214.44となり5位となりました。
17歳の河辺愛菜選手は104.04をマークし、ショートプログラムとの合計166.73で23位でした。

金メダルはROCロシアオリンピック委員会のアンナ・シェルバコワ選手、銀メダルはROCのアレクサンドラ・トゥルソワ選手でした。
金メダルの有力候補でショートプログラムでトップだったROCのカミラ・ワリエワ選手は4位でした。

IOC国際オリンピック委員会はワリエワ選手のドーピング問題を受けワリエワ選手の順位は暫定的なものにするとしていて、女子シングルの結果も暫定の順位となります。

坂本選手は3位につけたショートプログラムに続き大きなミスのない完成度の高い演技で、自己ベストを更新する153.29をマークしました。ショート
プログラムとの合計233.13で、銅メダルを獲得しました。

ショートプログラム会心の演技を見せメダル圏内で迎えた後半のフリー。坂本選手はオリンピックのために追求してきた質の高い演技を貫き、メダルを手にしました。

坂本選手は、初めてオリンピックに出場したピョンチャン大会では、持ち前の度胸のよさでフリーをほぼミスなく滑り6位に入賞しました。
次のシーズンには全日本選手権で初優勝し、世界選手権にも出場するなど日本女子の中心選手として着実に成長を遂げました。

しかし、オリンピックを控えた今シーズンは大きな迷いの中でスタートしました。ロシア勢を中心に女子でも世界上位の選手たちがトリプルアクセルや4回転ジャンプなど大技を演技に組み込むのが当たり前となった中、自分も挑戦すべきか。シーズン前にはトリプルアクセルや4回転の練習にも取り組みましたが習得するまでには至らず、技の完成度や技と技のつなぎの動きを磨き上げる道を選びました。

ところが大技に対抗するため休む間もないほど密度を濃くしたフリーの新プログラムは、体力が追いつかず、なかなか習得できませんでした。

去年10月の近畿選手権ではミスを連発して当時の自己ベストから30点余り低い得点に終わり「これ以上ないほどボロボロな演技だった」とトレードマークの笑顔が消え、以前のプログラムに戻すか悩むほど暗いトンネルをさまよいました。

それでも「大技を跳ぶ選手を意識して焦ってもしかたない。自分がやるべきことをしっかりやるしかない」と腹をくくり、本番を想定した練習を増やして最後まで滑りきる体力の向上と細かい動きのブラッシュアップに励みました。

12月の全日本選手権では、近畿選手権からわずか2か月あまりで得点を30点以上上げ最高の結果でオリンピックの切符をつかみ取りました。

北京オリンピックを「4年間の成績表」と位置づけていた坂本選手。
みずからが選んだ道で世界と戦えることを確かに証明しました。

【5位 樋口新葉
最初のトリプルアクセルをきれいに着氷しました。その後の3回転・3回転の連続ジャンプでは転倒しましたが、基礎点が1.1倍になる演技後半のジャンプは大きなミスなく成功させました。フリーが140.93、ショートプログラムとの合計で自己ベストを更新する214.44をマークしました。

【23位 河辺愛菜
最初のトリプルアクセルはバランスを崩しながらもなんとか着氷しました。しかし、3回転ルッツで2回転倒するなどジャンプにミスが続き、フリーで104.04、ショートプログラムとの合計166.73でした。
17歳の河辺選手は演技を振り返って「演技をするのがすごく怖くて直前まで足が震えていた。練習で悪かった部分がすべて出てしまって悔しい」と目に涙を浮かべながら振り返りました。
そのうえで「こんなに大きな舞台で演技するのは初めてですごくいい経験になったが、これだけ緊張する中でも演技ができるように、これを糧に強くならないといけない。4年後のオリンピックは出るだけではなくて、上位を目指せる選手になりたいなと思った」と話していました。

<女子シングル 成績>
1位 アンナ・シェルバコワ(ROC
 得点255.95(フリー175.75、SP80.20)
2位 アレクサンドラ・トゥルソワ(ROC
 得点251.73(フリー177.13、SP74.60)
3位 坂本花織(日本)
 得点233.13(フリー153.29、SP79.84)
4位 カミラ・ワリエワ(ROC
 得点224.09(フリー141.93、SP82.16)
5位 樋口新葉(日本)
 得点214.44(フリー140.93、SP73.51)
6位 ユ・ヨン(韓国)
 得点213.09(フリー142.75、SP70.34)
7位 アリサ・リウ(アメリカ)
 得点208.95(フリー139.45、SP69.50)
8位 ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)
 得点206.79(フリー136.70、SP70.09)
9位 キム・イェリム(韓国)
 得点202.63(フリー134.85、SP67.78)
10位 マライア・ベル(アメリカ)
 得点202.30(フリー136.92、SP65.38)
11位 アナスタシア・グバノワ(ジョージア
 得点200.98(フリー135.58、SP65.40)
12位 エカテリーナ・クラコワ(ポーランド
 得点185.84(フリー126.76、SP59.08)
13位 ビクトリア・サフォノワ(ベラルーシ
 得点184.83(フリー123.37、SP61.46)
14位 オルガ・ミクティナ(オーストリア
 得点182.20(フリー121.06、SP61.14)
15位 エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン
 得点179.97(フリー118.15、SP61.82)
16位 カレン・チェン(アメリカ)
 得点179.93(フリー115.82、SP64.11)
17位 ニコル・ショット(ドイツ)
 得点177.65(フリー114.52、SP63.13)
18位 リンジー・ファン ズンダート(オランダ)
 得点175.81(フリー116.57、SP59.24)
19位 マデリン・シーザス(カナダ)
 得点175.56(フリー115.03、SP60.53)
20位 エリシュカ・ブレジノバー(チェコ
 得点175.41(フリー111.10、SP64.31)
21位 エバロッタ・キーバス(エストニア
 得点171.75(フリー112.20、SP59.55)
22位 アレクシア・パガニーニ(スイス)
 得点168.91(フリー107.85、SP61.06)
23位 河辺愛菜(日本)
 得点166.73(フリー104.04、SP62.69)
24位 アレクサンドラ・フェイギン(ブルガリア
 得点159.31(フリー100.15、SP59.16)
25位 イェニー・サーリネン(フィンランド
 得点153.04(フリー96.07、SP56.97)

ROCのワリエワ選手については去年12月のドーピング検査で陽性反応が出たと発表されましたが、CAS(=スポーツ仲裁裁判所)はワリエワ選手の出場を認めると判断しました。
またIOCがワリエワ選手の順位はあくまで暫定的なものとして扱うとしているため、女子シングルのすべての結果も暫定の順位となります。

【女子フリー 滑走順】
▼第1グループ
1 イェニー・サーリネン(フィンランド
2 エカテリーナ・クラコワ(ポーランド
3 アレクサンドラ・フェイギン(ブルガリア
4 リンジー・ファン ズンダート(オランダ)
5 エバロッタ・キーバス(エストニア
6 マデリン・シーザス(カナダ)
7 アレクシア・パガニーニ(スイス)
▼第2グループ
8 オルガ・ミクティナ(オーストリア
9 ビクトリア・サフォノワ(ベラルーシ
10 エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン
11 河辺愛菜(日本)
12 ニコル・ショット(ドイツ)
13 カレン・チェン(アメリカ)
▼第3グループ
14 エリシュカ・ブレジノバー(チェコ
15 マライア・ベル(アメリカ)
16 アナスタシア・グバノワ(ジョージア
17 キム・イェリム(韓国)
18 アリサ・リウ(アメリカ)
19 ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)
▼第4グループ(開始予定日本時間22:09ー)
20 ユ・ヨン(韓国)
21 樋口新葉(日本)
22 アレクサンドラ・トゥルソワ(ROC
23 坂本花織(日本)
24 アンナ・シェルバコワ(ROC
25 カミラ・ワリエワ(ROC

【見どころ】
前半のショートプログラムで3位の坂本花織選手は、4回転など高難度のジャンプを持つ上位のROCロシアオリンピック委員会勢などを相手に、磨き上げてきた技の完成度を武器に初のメダル獲得を目指します。
ショートプログラムトリプルアクセルを決めて5位に入った樋口新葉選手、さらに15位の河辺愛菜選手は、いずれもフリー冒頭でトリプルアクセルを組み込んでいて、巻き返しをねらいます。
一方、自身のドーピング問題で揺れるROCの15歳、カミラ・ワリエワ選手は、ショートプログラムで本来の滑りとはいかなかったものの、情感あふれる演技で80点台の高得点を出しトップ。ワリエワ選手はフリーで4回転ジャンプ3つを跳ぶ高難度のプログラムを予定しています。

IOCは一連のドーピング問題を受けて北京オリンピックでのワリエワ選手の順位はあくまで「暫定的なもの」として扱うとしていて、公式ホームページでは団体と女子シングルの成績はいずれも暫定的なものになるとしています。

これについてROCのポズドニャコフ会長は17日、声明を出しました。

この中で、ポズドニャコフ会長は「私たちはこれに強く反対する。団体の結果はいかなる状況においても、選手の処分結果に関係なく、修正の対象とはならない」と述べています。

そのうえで「ドーピング規程は、オリンピックの期間中にドーピング違反の疑いがあった場合にのみ、結果の再検討が行われると表現されている。私たちは必要に応じてCAS=スポーツ仲裁裁判所を含めて、あらゆる可能な手続きを通してこの立場を一貫して擁護する」と主張しています。

また、ROCはISU=国際スケート連盟にこうした主張の書簡を送っていることも声明の中で合わせて明らかにしています。

17日まで行われたフィギュアスケートの女子シングルで暫定4位となったROCロシアオリンピック委員会の15歳のワリエワ選手は、去年12月のドーピング検査で禁止物質「トリメタジジン」の陽性反応が出ましたが、CASは出場の継続を認める判断を示しました。

この判断について、CASは17日、裁定に関する文書を公開しました。

この中でワリエワ選手側は、祖父が発作を起こしていた時に服用していた「トリメタジジン」が、家庭内での関わりの結果、混入した可能性が最も高いと主張していたことが明らかになりました。
祖父はワリエワ選手のトレーニングに付き添うなどしていたということです。

さらに、検出された物質の量が少ないことなどからワリエワ選手側は分析の際の技術的ミスの可能性が高いと主張し、検査した検体と一緒に採取し、未開封のまま保存されているもう1つの検体の分析を依頼する意向を示しています。

あわせて、いずれも禁止物質ではない「Lーカルニチン」と「ハイポクセン」を摂取していたと明らかにしています。

一方、CASは今回の判断の理由として、ワリエワ選手が出場し、メダルを獲得した後に順位を取り消しメダルを返還することはできるものの、オリンピックに出場する機会は代替することができず、回復不能な損害が生じることなどを強調しています。

ワリエワ選手のドーピングをめぐる問題やその影響について、女子シングルに出場したほかの選手からは、スポーツは公平性が保たれるべきといった意見や自分自身に集中したという受け止めなどが聞かれました。

団体で銀メダルを獲得したアメリカのカレン・チェン選手は、団体のメダル授与式が行われていないことについて「オリンピックに向け必死に練習してきてチームメイトと一緒に表彰台に立つことを楽しみにしていたので残念だ」と話しました。
そのうえで「この状況は非常に残念だし、楽しくない。オリンピックに限らずどんなスポーツでも公平性が重要だ。公平性が保たれないなかで競い合う意味は何なのかと思う」と述べました。

エストニアエバ ロッタ・キーバス選手は「いくら私がその選手に同情したところで、陽性なものは陽性で、何が正しいかは検査の結果でわかることだ。私は私自身に集中したしフィギュアスケートは美しいものだということを伝えたかった」と話していました。

ベルギーのルナ・ヘンドリックス選手は「この問題を詳しくは知らないので特別な意見はないが、自分は正しいポジションにいたいしスポーツは楽しむものだと信じたい」と話しました。

一方、女子シングルで金メダルを獲得したワリエワ選手と同じROCのアンナ・シェルバコワ選手は「これについて何も話したくない」としたうえで「インタビューのたびに質問されるが、オリンピックチャンピオンになった今もまだ聞かれることは理解できない」と戸惑いを口にしました。

北京冬季五輪の開幕前には金メダル最有力候補だったフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(15、ロシア・オリンピック委員会=ROC)は、大会中に突如起きたドーピング騒動による異常な状況で個人種目4位に終わり、重圧に押しつぶされる形となった。

ワリエワは7日に行われた団体でROCの一員として優勝に貢献。前評判通りの実力を見せたが、その直後にドーピング問題が発生。昨年12月に受けたドーピング検査で禁止薬物「トリメタジジン」の陽性反応を示したことが8日判明し、15日のシングルのショートプログラム(SP)出場可否を巡る大騒動が起きた。

最終的にスポーツ仲裁裁判所(CAS)が出場を認め、ワリエワはミスがありながらもSPで1位となったが、その後も批判は拡大。喧騒の中で行われた17日のフリーではミスを連発し、表彰台にも届かなかった。

ワリエワは冒頭の4回転サルコーで着氷が乱れながらも耐えたが、続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は大きくバランスを崩し回転不足に。さらに4回転トーループでも着氷で乱れ、続けたコンビネーションの3回転サルコーでは転倒した。

後半の4回転トーループでも転倒し、その後もミスが続くなど、15歳にして圧倒的な安定感と演技力が高く評価されていた大会前の姿とはほど遠い状態に。演技後は顔を両手で覆い、キスアンドクライでは泣き崩れるなど精神的なダメージが深いことをうかがわせた。

一方、コーチを務めるエテリ・トゥトベリゼ氏は、取り乱すワリエワに「なぜ何もしなかったのか。私に説明して。なぜ完全に戦うのをやめたのか。アクセルの後、諦めていた」と問い詰める一幕があった。

元米国代表のアシュリー・ワグナー氏がツイッターで「純粋に、かわいそうな子だと言わざるを得ない。彼女はアイスの上にいるべきではなかった」と心境を述べるなど、ワリエワ騒動は後味の悪い結末となった。

金メダルの有力候補だったROCロシアオリンピック委員会の15歳、ワリエワ選手は去年12月のドーピング検査で禁止薬物の陽性反応が出ました。

その後、出場の継続が認められたものの、17日女子シングルのフリーでは精彩を欠き、暫定4位に終わりました。

これについてIOCのバッハ会長は会見で「テレビで見ていて、とても動揺した。想像できないほどのプレッシャーだっただろう。彼女の周辺の、彼女に対する対応はそっけなくとても冷たいものだった。家族や友人のサポートがあることを祈るばかりだ」と述べて気遣いました。

そしてワリエワ選手がドーピングの規程で「要保護者」にあたる16歳未満だったことなどから、出場が認められたことについて「未成年の扱いの検討を始めているが、慎重な協議が必要だ」として、若いアスリートへの対応について議論を進める考えを示しました。

そのうえで今回のドーピング違反をめぐる問題について、「WADA=世界アンチドーピング機構が調査を行うことを確認している。関係者に調査を行い、真実を明らかにすることで、今回の件で責任のある人は可能な限り強いやり方で責任をとってほしい」と述べて関係者への調査を進め、責任がある人への処分が必要だという考えを示しました。

バッハ会長はワリエワ選手について「テレビで演技を見ていたが動揺した。どれだけの重圧がかかっていたのか、私自身アスリートだったのでよく分かる。想像もできないほどのプレッシャーだったのではないか。15歳の彼女が、リンクの中で苦しむ中、演技して立て直そうとした姿や彼女のボディーランゲージからも読み取れたと思う」と気遣いました。

そして「私自身ひやっとした。彼女への非常に冷ややかな雰囲気を感じ取った。彼女を拒絶しているようなボディーランゲージを私自身はテレビで見た」と話しました。

そのうえで「彼女がこの難しい状況を乗り越えられるよう、家族や友人のサポートがあることを願うばかりだ。私には祈ることしかできないが、正しい方法で対処されることを願っている」と述べました。

またバッハ会長は、ワリエワ選手のドーピング違反をめぐって団体のメダル授与式が行われていない中、銀メダルのアメリカの選手と面会したことを説明しました。

バッハ会長は「選手たちの気持ちを聞きたかった。1時間半以上のミーティングとなり、とても多くのことを話すことが出来た。私から面会し、話をしたことに対する感謝の気持ちとして、オリンピックのトーチを贈りたいと申し出た。トーチがメダルの代わりになるとは考えていない」と述べ、希望するアメリカの選手に聖火のトーチを提供する提案をしていたことを明らかにしました。

さらにバッハ会長は、ワリエワ選手のドーピング違反を巡ってCAS=スポーツ仲裁裁判所が女子シングルへの出場を認めた判断について、「われわれの申し立ては棄却された。法の支配は尊重しなければいけない。歪曲すれば国際スポーツは成り立たず、受け入れざるを得なかった。ただ一貫性を持つため、メダル授与式は違う決定を取った」と述べました。

そのうえで、一連の問題を巡って「未成年がシニアの競技に出場することについて考慮し、対応しなければいけない。IOCの理事会ですでに作業が始まっている。慎重な議論や協議が必要だ。最低年齢を設けることが適切かイニシアチブを取って議論を立ち上げたい」と述べ、大会に出場できる年齢の制限に関する議論を進めていく考えを示しました。

フィギュアスケート女子のアレクサンドラ・トルソワ(17)は17日、北京冬季五輪で銀メダルを獲得した後に号泣。「スケートが大嫌い。もう二度とスケートはしない」と述べた。

ロシア・オリンピック委員会(ROC)のメンバーとして競技に出場したトルソワは、17日のフリーで4回転を5本組み込んだ演技を披露。何度かジャンプで乱れたものの、自己ベストでフリートップの177.13点を記録した。

ところが、同胞で同じ17歳のアンナ・シェルバコワ(ROC)がショートプログラム(SP)と合計で255.95点をマークして金メダルに輝き、トルソワは4.22点差の2位に。

表彰台のセレモニー前には泣き崩れ、「みんな金メダルを持っているのに、私にはない。スケートが大嫌い。この競技が嫌い。もう二度と、絶対にスケートはしない」と発言。また、ドーピング疑惑に揺れたカミラ・ワリエワ(ROC)と共に師事するコーチ、エトリ・トゥトベリゼ氏のもとをしばらく離れるとも明かした。

世界選手権では銅メダルだったトルソワは、競技後の記者会見でも涙ぐみながら、「ここ3年間、主要な大会で優勝できていない。いつも目標に向けて努力し、より多くの4回転を組み込んできた。そうすれば勝てると思っているから。それなのにかなわなかったから動揺した」とコメント。

涙の理由を聞かれた時には「泣きたかったから泣いただけ。母とも愛犬とも3週間も離ればなれ。だから、泣いた」と語った。

18日の競技予定

【スキーフリースタイル】
10:30 女子ハーフパイプ 決勝1回目
10:58 女子ハーフパイプ 決勝2回目
11:25 女子ハーフパイプ 決勝3回目
12:45 男子スキークロス タイムトライアル(須貝 龍・古野 慧)
15:00 男子スキークロス 1回戦
15:35 男子スキークロス 準々決勝
15:54 男子スキークロス 準決勝
16:10 男子スキークロス 順位決定戦
順位決定戦終了後 男子スキークロス 決勝

【アイスホッケー】
13:10 男子準々決勝進出決定戦(フィンランド×スロバキア
22:10 男子準々決勝進出決定戦(ROC×スウェーデン

カーリング
15:05 男子3位決定戦(カナダ×アメリカ)
21:05 女子準決勝(スウェーデン×イギリス)
21:05 女子準決勝(日本×スイス)

【スピードスケート】
17:30 男子 1000m(小島 良太・新濱 立也・森重 航)

バイアスロン
16:00 女子12.5km
18:00 男子15km

フィギュアスケート
19:30 ペア - ショートプログラム(三浦 璃来・木原 龍一)

ボブスレー
21:00 女子2人乗り 1回目
22:30 女子2人乗り 2回目

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