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ISU=国際スケート連盟は、フィギュアスケートについて、オリンピックなどのシニアの大会に出場できる年齢の制限を、現在の15歳から17歳に引き上げるよう、6月に行われる総会に提案することを、NHKの取材に対して明らかにしました。

フィギュアスケートをめぐっては、北京オリンピックROCロシアオリンピック委員会の15歳、カミラ・ワリエワ選手から、去年12月のドーピング検査で禁止物質の陽性反応が出たことが、大会期間中に明らかになりましたが、CAS=スポーツ仲裁裁判所は、ワリエワ選手が16歳未満の「要保護者」にあたることなどを考慮して、継続して出場することを認めました。

ISUの規程では、フィギュアスケートでオリンピックなどのシニアの大会に出場できるのは15歳以上となっていて、18日会見したIOC国際オリンピック委員会のバッハ会長は、大会に出場できる年齢の制限について議論を進めていく考えを示していました。

これについてISUは19日、NHKの取材に対し「ことし6月に開かれる総会で、フィギュアスケートのすべての種目で年齢制限を17歳に引き上げる提案を盛り込む決定をした」と明らかにしました。

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