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最高裁が、中絶を合法化した重要判決を覆す方針がリークされたことは、威厳のある物静かな組織だった同裁内部にきしみが生じていることを如実に示した。トランプ前政権下で過半数を占めるようになった主張の強い保守派が、幅広い主要課題について法の変更を狙っていることがその原因だ。

最高裁が長年をかけて勝ち取ってきた政府の成熟した支部という評価が今、崩れ落ちようとしている。超党派の組織であるはずの同裁を、中絶問題以外にも数々の論争が取り巻いている。

最高裁判事は現在、保守派6人、リベラル派3人の構成だ。

保守派のクラレンス・トーマス判事は、声高なトランプ氏支持者である妻の役割を巡って民主党から批判を浴びている。妻は、トランプ氏が大規模な不正投票があったという虚偽の主張に基づいて2020年の大統領選挙結果を覆そうとしたことも支持している。

トランプ氏が任命した判事3人の1人、ニール・ゴーサッチ氏は新型コロナウイルスのオミクロン株がまん延していた1月、法廷でただ1人マスクを着けなかったことを追求された。リベラル派判事の若返りにつながる同派高齢判事、スティーブン・ブライヤー氏の退任が1月に明らかになった際には、法廷が承認を遅らせる場面もあった。

約50年の歴史を持つ中絶合法化の「ロー対ウェード」判決を覆す保守派判事の草案がリークされるという前代未聞の出来事について、シカゴ・ケント・カレッジのキャロリン・シャピロ法学教授は懸念を示す。「この機関の長年の規範が強いプレッシャーにさらされているのは確かなようだ。この国が経験している二極化が、法廷内でも同様に起きているらしい」と語った。

誰がリークしたかは公開されていないが、こうした草案にアクセスできる人の数は比較的少ない。

ジョン・ロバーツ最高裁長官は3日、内部調査を行うと発表した。

<リークと無縁だった法廷>

ノートルダム大学法科大学院のリチャード・ガーネット教授は「裁判所の職員もしくはメンバーが、司法の守秘義務に関する明確なルールを侵害することは、非常に大きな問題だ」と述べた。

ホワイトハウスや議会では常に、各党派が自らの目的を達成しようとリーク合戦を繰り広げている。しかし法廷は長年、そうした動きとは無縁だった。何十年もの間、司法は政治を超越しており、思想的な違いがあってもお互いの友好関係を保っている、というフレーズが繰り返されてきた。

ゴーサッチ判事とリベラル派のソニア・ソトマイヤー判事は1月、「私たちは時に法を巡って意見が異なることがあるかもしれないが、暖かい同僚であり、友人だ」という共同声明を出した。新型コロナ感染のリスク要因である糖尿病を患うソトマイヤー氏が、ゴーサッチ氏にマスク着用を求めたと報道された後の出来事だ。

最高裁は6月末までに人工妊娠中絶の合憲性を巡る訴訟について判決を下す見通し。それ以外にも、銃保有の権利を大きく拡大するチャンスを保守派に与える事例について同時期までに判決を下すとみられる。大学が黒人とヒスパニック系の学生の入学を増やすために使っている政策を、保守派が撤廃できるようにする事案についても審議している。

最高裁は1月、大企業に新型コロナのワクチン接種もしくは検査を義務付けるバイデン大統領の措置を差し止めた。昨年は、テキサス州が「ロー対ウェード」判決を回避する法律を執行することを認めた。

リベラル派は今も、共和党がトランプ氏の任期中に3人の保守派判事を任命できるよう画策したことに怒っている。

2016年当時に上院で過半数を占めていた共和党は、オバマ元大統領が指名した判事候補の検討を拒否してポストを1つ空席にしておき、17年になってトランプ氏が指名できるようにした。しかし共和党は、リベラル派のルース・ギンズバーグ判事が死去した際には急いで後任を承認した。トランプ氏が大統領選で敗北する直前のことだった。

共和党の一部は今回、根拠を示さないまま、左派が草案をリークしたと主張しようとしている。

コロンビア法科大学院のデービッド・ポーゼン教授によると、司法の意見についての草案をリークすることを具体的に禁じる刑法は存在しないが、政府の重要な財産の窃盗を禁じる法律など、他の連邦法が適用できる可能性はある。政府関係のリークが訴追されることはまれで、訴追事例は普通、国家安全保障に関わる機密情報に関するものだ。

リークした人が特定された場合、刑事訴追されることは考え難く、職を失うなど他の影響を受ける可能性があるという。

バイデン米大統領は5日、ホワイトハウスのカリーン・ジャンピエール副報道官を、13日に退任するサキ報道官の後任に起用すると明らかにした。

サキ報道官によると、黒人女性のホワイトハウス報道官はジャンピエール氏が初めて。さらに、LGBTQ+(性的少数者)を公にしている初の報道官となる。

バイデン大統領は声明でジャンピエール氏について、「この難しい仕事に必要な経験や才能、誠実さを持ち備え、米国民のためにバイデン・ハリス政権の仕事を明確に伝えていく」と述べた。

さらに、退任するサキ氏については「目指すべき水準を引き上げ、米国民と直接かつ誠実にコミュニケーションを取った。ユーモアのセンスも持ち合わせていた」とし、サキ氏の功績をたたえた。

アメリカ・ホワイトハウスは5日、バイデン政権の発足以来報道官を務めてきたサキ氏が今月13日で退任し、後任としてジャンピエール副報道官を報道官に昇格させると発表しました。

ジャンピエール氏は記者会見で、黒人女性として、また性的マイノリティーであることを公表している人として、初めての報道官になるとサキ氏から紹介されたのを受けて「多様なコミュニティーの人たちを手本にキャリアを積んできた結果で、とても光栄に思う」と述べました。

ジャンピエール氏は、同性愛者であることを公表していて、パートナーである女性ジャーナリストとの間に娘が1人いるとしています。

バイデン大統領は政権として多様性を重視する方針を打ち出していて、声明で「政権の力強い代弁者となってくれるだろう」と期待を寄せています。

一方、サキ氏は退任後、リベラルな報道で知られるテレビ局・MSNBCの番組の司会者になると報じられています。

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(ジャン・ピエール)

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