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最高裁判所の戸倉三郎新長官が就任し、「デジタル化を確実に進め審理や判断の質の向上に取り組んでいく」と抱負を述べました。

戸倉三郎新長官(67)は、最高裁の事務総長などを経て、5年前から最高裁判事を務めています。

会見で戸倉新長官は、「司法の分野でもデジタル化を確実に進め、審理・判断の質の向上に取り組んでいかなければならない。法の支配の実現を揺るぎないものとし、利用者のニーズに的確に対応するため不断の努力を続けることがこれまで以上に重要だ」と述べました。

また、新たに今崎幸彦判事(64)も就任しました。

裁判官出身で、最高裁の刑事局長や東京高等裁判所の長官などを歴任した今崎判事は、「当事者の主張に耳を傾けて、謙虚に裁判に向き合っていきたい。裁判員と接する中で裁判の本質は何かと自然に考えるようになった。その経験をこれからの仕事に生かせると思う」と述べました。

このほか、最高裁の新しい事務総長に就任した堀田眞哉氏(59)も会見し、「裁判手続きのデジタル化も進んでいるが、利便性を高めるだけでなく、デジタルの特性を生かして一層質の高い裁判を実現する取り組みが必要だ」と述べました。

新しい検事総長に就任した甲斐氏は大分県出身の62歳。

東京地方検察庁の検事正や東京高等検察庁検事長などを歴任し、24日、検事総長に就任しました。

会見で甲斐氏は「警察などの関係機関と連携し、安全・安心な社会の実現に貢献するため、基本に忠実に一つ一つの事件に取り組み、国民の期待に応えられるよう力を尽くしていきたい」と抱負を述べました。

そのうえで、「厳正公平・不偏不党を旨として事件に向き合い、捜査・公判能力のさらなる向上に組織として取り組みたい。国民の目を意識し、検察内部でも自由かったつな組織風土が作れるよう努力していきたい」と述べました。

また、捜査や公判など刑事手続きのIT化については、「喫緊の課題と考えているので、実現に向けて積極的に取り組みたい」と述べました。

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