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発熱などの症状で12日から入院していた三笠宮妃の百合子さまが、新型コロナウイルスに感染されていることが確認されました。宮内庁によりますと症状は軽いということです。

百合子さまは、今の皇室で最高齢の99歳で、発熱などの症状がみられため12日、東京 中央区聖路加国際病院で診察を受け、大事をとってそのまま入院されました。

そして、13日午前、検査を受けて、新型コロナウイルスに感染されていることが確認されました。

宮内庁によりますと、せきの症状はあるものの、熱は平熱に戻り、食事もとられていて、症状は軽いということです。

当面は、入院を続けて療養されるということです。

また、宮家で働いている職員などのうちこれまでに3人の感染が確認されたということです。

皇室では、百合子さまの孫の三笠宮瑶子さまが、ことし2月、新型コロナの感染に伴う肺炎のため入院し、その後、公務に復帰されています。


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#天皇家

天文学に大きな発見をもたらすと期待されているNASAアメリカ航空宇宙局の最新の「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」が初めて観測した鮮やかな宇宙の画像が公開されました。
NASAの長官は「これまでに見たことのない宇宙の姿を見せてくれるだろう」と期待感を示しました。

「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」は、NASAが中心となって運用する最新の宇宙望遠鏡で、去年12月に打ち上げられたあと本格的な観測に向けた機器の調整が行われていました。

NASAは12日、東部メリーランド州にあるゴダード宇宙飛行センターでイベントを開き、バイデン大統領が前日に公開した画像を含む、初めて本格的に観測した鮮やかな宇宙の画像など5点を公開しました。

このうち「カリーナ星雲」として公開された画像には、新たな星が生まれる過程がこれまでより詳細に観察できるとしています。

また「ステファンの5つ子」と呼ばれる近接して見える5つの銀河の画像では、ガスの動きまで鮮明にとらえられています。
「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」は、ハッブル宇宙望遠鏡の後継機として、20年以上の歳月と1兆円を超える費用をかけてNASAが中心となって進めてきた巨大プロジェクトです。

135億光年以上離れた宇宙を観測することができるとされ、宇宙が誕生してから最も初期にできた銀河や星の観測を目指すほか、生命が存在できる惑星の探索などを行うことになっていて、天文学に大きな発見をもたらすことが期待されています。

NASAのネルソン長官は「この望遠鏡はこれまでに見たことのない宇宙の姿を人々に見せてくれるだろう」と話していました。

NASAアメリカ航空宇宙局は「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」が初めて観測した鮮明な画像など5点のデータを公開しました。

「SMACS 0723」

最初に公開した画像は、40億光年以上離れた「SMACS 0723」と呼ばれる銀河団を中心に何千もの銀河が写しだされた鮮明な画像です。

専門家は「銀河団の重力によって、奥にある銀河の光が曲げられ、一部が伸びたように写っている」としています。

また、この中にはおよそ130億光年離れた銀河も写っているということです。

南のリング星雲

「南のリング星雲」とも呼ばれる天体を撮影した画像です。

星がその一生を終えようとしている際に放出されて輝いているガスやちりが細かい部分まで鮮明に写しだされています。

ステファンの5つ子

「ステファンの5つ子」と呼ばれる、近接して見える5つの銀河の画像です。

銀河どうしがお互いの重力によって引き合い、合体しようとする姿をガスの動きまで克明に捉えています。

カリーナ星雲

「カリーナ星雲」として公開された画像です。

雲のようにみえるのは、ガスやちりで、その中で誕生したばかりの若い星がこれまでになくはっきりと見えています。

系外惑星の大気データ

太陽のように輝く星の周りにある惑星の大気の観測データも公開されました。

WASP-96b」と呼ばれる天の川銀河の中にある惑星で、大気中に水の存在を示すシグナルを捉えているとしています。

このような分析を通して、生命が存在できる惑星を探すこともこの宇宙望遠鏡の大きな役割だということです。

国内の天文分野の研究者は「天文学の新しい時代の幕開けを象徴する画像だ」と驚きの声があがっています。

東京大学宇宙線研究所の播金優一助教は今後、「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」を使って観測を行うことが決まっていて、今回、初めて画像を見た印象として「暗い天体を精度よく鮮明に見ることができ、想像をはるかに超えた質で、パフォーマンスは期待以上だ。天文学の新しい時代の幕開けを象徴するもので、今後もどんどん新しい成果を出すことが期待される」と話していました。

そして、宇宙誕生から最初の時期にできた銀河を観測する計画の自身の研究について、「人類がまだ誰も見たことがないような、宇宙の姿を明らかにしたい」と話していました。

「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」は、赤外線を中心に観測する宇宙望遠鏡で、天文学の歴史の中で大きな功績を残した「ハッブル宇宙望遠鏡」の後継機として去年、打ち上げられました。

NASAアメリカ航空宇宙局ESA=ヨーロッパ宇宙機関などが共同で開発した巨大科学プロジェクトで、20年以上の歳月と1兆円を超える費用がかかっています。

光を集める「反射鏡」の直径はおよそ6.5メートルと、「ハッブル宇宙望遠鏡」の2.7倍で、5層の大きな銀色の幕が太陽などの熱や光を遮る役割を担っています。

また、ハッブル宇宙望遠鏡が高度およそ550キロで地球を周回しながら観測を行っているのに対し、「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」は地球から150万キロ離れた軌道で太陽や地球と反対方向に望遠鏡を常に向けることなどから、より遠くにある暗い天体を観測できるようになるとされています。

NASAのネルソン長官はNHKのインタビューに対し「最初の1週間でこれだけの情報が得られたということは、この先の20年間でどれだけの情報が得られるのだろう」と話しました。

そのうえで、日本はNASAの重要なパートナーだと述べ「この望遠鏡によって得られた知見は、世界中の科学者が活用できるようになる。われわれは偉大なる発見の時代を迎えている」と述べ、日本を含めた国際的な協力による新たな科学的な発見に期待を示しました。

#気象・災害