中国と北朝鮮 8月貿易総額 前年の3倍以上もコロナ前の半分以下 #nhk_news https://t.co/dM1oeoptJs
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年9月18日
中国の税関当局が18日に発表した貿易統計によりますと、中国と北朝鮮の間の8月の貿易総額はおよそ9030万ドルで、3か月連続で前の月を上回り去年の同じ月と比べて3倍以上となっています。
ただ、新型コロナの感染が広がる前の3年前の同じ月と比べるとおよそ4割にとどまっています。
北朝鮮は8月、新型コロナを抑え込んだとして「勝利宣言」を行いましたが、最大の貿易相手国である中国との間の貨物列車はことし4月以降、運行を停止していて、中国から物資の調達が進まず、依然として経済が打撃を受けているものとみられます。
北朝鮮との貨物列車が発着する中国東北部の丹東の駅では18日も北朝鮮の地名が書かれた空のコンテナが置かれているのが確認されました。
また丹東の対岸の北朝鮮側には外部に依存しない経済を目指す「自力更生だけが生きる道だ」というスローガンが記された建物も確認でき、北朝鮮指導部は国民の生産力の向上を目指し、内部を引き締めながら経済の立て直しを進めるものとみられます。
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