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日産自動車ルノーは、ルノーが日産の株式の43%を持つ大株主なのに対し、日産が持つルノーの株式は15%にとどまっていて、これまで日産側は対等な立場となるよう出資比率の見直しを求めていました。

関係者によりますと、両社は対等な資本関係への見直しに向けて、ルノーが持つ日産の株式の比率を今の43%から15%に引き下げることを軸に具体的な協議に入ったことがわかりました。

日産の内田誠社長と来日したルノーのルカ・デメオCEOが10日、直接、会談し、資本関係を見直す一方で、両社の関係をさらに強固にすることを確認したということです。

また、両社はルノーが日産に対して求めているEV=電気自動車の新会社への出資などについても合わせて協議を進める方針です。

20年を超えて続いてきた両社の資本関係を見直し、日産が目指すルノーとの対等な関係がどこまで実現できるか協議の行方が注目されます。

仏自動車大手ルノーのルカ・デメオ最高経営責任者(CEO)は11日、内燃機関事業の分離計画について、規模を求め、ハイブリッド車を含む技術のコストを削減するためにパートナーを探していると表明した。

同CEOは今年から中国自動車大手の吉利汽車と合弁で運営している韓国の工場を視察した後、ソウルでルノーと吉利の協議に関する質問に答えた。

「このような分野や産業では、相乗効果を見いだし、ユーザーのコストを削減するために規模のゲームをする必要がある」と説明。「われわれの内燃機関車を未来に投影するためにあるプロジェクトだ。これを行うにはパートナーが必要で、それを行っている」と述べた。

また、ルノーは自社の戦略を巡りフランス政府と協議中だと指摘。「許可の問題ではなく、主要株主の一角とさまざまなテーマで継続的に話し合っているだけだ」と述べた。

関係筋によると、吉利はルノー内燃機関事業への大規模出資についてルノーと話し合っている。吉利はコメントを控えた。

ルノー内燃機関事業「ホース(Horse)」に日産自動車が開発した技術が含まれる場合、吉利による大規模株式取得計画には日産の支持も必要になる。

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