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アルゼンチンの統計局は14日、9月の消費者物価指数が去年の同じ月に比べて83%上昇したと発表しました。

これは1991年12月以来、30年9か月ぶりの記録的な水準で、伸び率はことし8月の78.5%からさらに拡大しました。

アルゼンチンでは、アメリカの利上げの影響で通貨ペソが急落していることなどから、以前から続いてきた物価の高騰に拍車がかかっています。

中でも、衣料品や食料品の価格が大きく上昇していて、首都ブエノスアイレスでは、多くの市民が保存がきくパスタなどの食料品や日用品を値上がりの前にまとめて買い求める姿が見られます。

女性の買い物客は「残念ながらすべてのものが高くなっています。15%、20%、30%と値上がりしています」と話していました。

また、男性客の1人は「1989年から91年にハイパーインフレを経験しましたが、当時は仕事があり、経済も動いていました。今のほうが深刻です」と話していました。

アルゼンチンの物価上昇率は、ことしの年末に年率で100%まで上昇すると予測されていて、市民生活へのさらなる影響が懸念されています。

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