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東京・築地市場の移転が延期された影響で遅れていた東京の都心部と臨海部を結ぶ「環状2号線」が来月全線開通するのを前に、工事の最終区間となるトンネル部分が公開されました。

環状2号線」は、東京の千代田区神田佐久間町から江東区有明を結ぶおよそ14キロの都道です。

当初、築地市場が移転したあとの跡地の地下にトンネルを開通させ、2020年の東京オリンピックパラリンピックの主要なアクセス道路として利用される計画でしたが、移転が延期された影響で整備が遅れ、来月18日に全線開通する予定です。

開通を1か月後に控え、2日、工事の最終区間となる築地から新橋までのおよそ1.4キロのトンネルの内部が報道陣に公開され、作業員たちは道路の舗装などを行っていました。

また、トンネル内の排ガスや「ちり」などを除去した空気を地上に排出する換気システムも公開されました。

都によりますと、環状2号線の全線開通によって晴海通りなど周辺の道路の渋滞緩和や災害時の新たな避難ルートとしての活用が期待されるということです。

都の道路建設部の山本諭課長は「交通量の増える年末年始を前に開通できることになりよかった。高いポテンシャルをもつ臨海部と都心部のアクセスが向上し、利便性を実感してもらえると思う」と話していました。

10月28日の午後11時15分ごろ、JR新宿駅の線路内に乗客が立ち入り、埼京線や山手線などがおよそ50分間、運転を見合わせました。

警視庁によりますとこの乗客は警視庁組織犯罪対策部の犯罪収益対策課に勤務する40代の巡査部長で、同僚と酒を飲んだ帰りに電車内で痴漢を疑われ、ホームから線路上に飛び出して逃走しようとしたとみられるということです。

この際、巡査部長は大けがをして現在、入院して治療を受けているということです。

警視庁は巡査部長が回復ししだい事情を聴く方針で、「捜査の結果を踏まえて厳正に対処したい」とコメントしています。

#法律

山口県はおととし、公用車としてトヨタの高級車「センチュリー」を2090万円で購入したことについて、元県職員の住民が購入は知事の裁量権の逸脱で違法な公金の支出だと訴えました。

これに対し、県は「貴賓車として使用するもので合理的な判断だった」などと主張していました。

2日の判決で山口地方裁判所の山口格之裁判長は、「センチュリーを貴賓車として常備する都道府県はわずかで、歳出削減の観点を踏まえて新たな公用車を購入する必要性や車種が考慮されるべきなのに、そうした検討はあまりに不十分だったと言わざるを得ない」と指摘しました。

その上で、「センチュリーの購入は県政運営にも関わる重要な事項で、知事には指揮監督上の義務に違反して契約を阻止しなかった過失が認められる」として、県に対し、村岡知事に費用全額の2090万円を請求するよう命じる判決を言い渡しました。

原告で元県職員の松林俊治さんは判決後に開いた会見で、「行政の裁量権は範囲が広いので法律違反を問うことは難しいと感じていたが最高の判決が出た。村岡知事には判決を肝に銘じて、県民が豊かになるように税金を使うなど今後の県政運営に取り組んでもらいたい」と話していました。

また、内山新吾弁護士は、「司法として行政の税金の使い方や決め方に対して大きな警鐘を鳴らした判断で画期的な判決だ」と評価しました。

山口県の村岡知事は記者団の取材に対し、「今回の判決については正直、驚いている。単純に更新するのではなく、車種や契約方法について一から精査することが必要で、いろいろな批判があったのはおっしゃる通りだと思う。この問題が明らかになってからは100万円を超える備品を購入する際にはすべて私が精査することにした」と述べました。

その上で控訴については弁護士とも相談した上で速やかに判断する考えを示しました。

一方、現在使っているセンチュリーは売却せず、引き続き運用していくと説明しました。

#法律

初代の内閣総理大臣伊藤博文山口県萩市にある旧宅の内部を見学できる特別公開が期間限定で行われています。

特別公開が行われているのは、伊藤博文が14歳から明治元年兵庫県知事になるまでの14年間を過ごした萩市椿東の旧宅です。

ふだんは外観しか見ることができませんが、伊藤博文も学んだ松下村塾の創立180年を記念して、11月6日までの期間限定で内部も見学することができます。

この旧宅は、かやぶき寄せ棟造り平屋建てで老朽化が進んだことから、萩市が令和元年度から2年かけて屋根のふき替えや、壁のしっくいの塗り直しなどの保存工事を行い、去年の年末から一般公開を再開していました。

今回の特別公開では、保存工事の様子を解説するパネルが展示されるほか、ガイドが旧宅のみどころを案内するということです。

特別公開は、11月6日までの午前9時から午後5時までで、入場は無料です。

江戸時代、薩摩藩が治めていた宮崎市高岡町の元武士の住宅から、西郷隆盛直筆の掛け軸が見つかり、11月3日から公開されます。

掛け軸には、西郷の直筆で「一算機に投ずれば 百世を扶け 片言令を愆れば 千兵を斃す」と漢詩の書がしたためられています。

掛け軸が見つかった住宅を管理する組合によりますと、「君のはかりごとが一つでもうまくいけば100年の後まで国を救い、片言でも間違って命令すると1000人の兵士を殺害することになる」という意味の司令官の心得を説いたことばとみられ、1868年の戊辰戦争で砲隊長を務めた、いとこの大山厳に贈った掛け軸と同じ内容だということです。

大山とともに戊辰戦争に赴いた高岡藩の小隊長、吉冨源六に西郷が出兵のお礼として贈ったものではないかとみられています。

管理組合の宮本貴代平組合長は「西郷の直筆の書が出てきたことに大変驚いた。西郷と高岡町のつながりが強かったことを多くの人に知ってもらいたい」と話していました。

この掛け軸は、11月3日から6日まで宮崎市高岡町の「高岡天ケ城麓地区武家住宅」で一般公開されます。

#アウトドア#交通