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イギリスの統計局が11日発表した、ことし7月から9月までのGDPの伸び率は、前の3か月に比べてマイナス0.2%となり、去年の1月から3月以来、6期ぶりのマイナスとなりました。

これが1年間続いた場合の年率に換算するとマイナス0.7%となります。

イギリスでは、9月の消費者物価指数が前の年の同じ月と比べて10.1%の上昇と、物価高が続いていて、こうした記録的なインフレで衣服や食料品などの消費が減少したことがマイナス成長の主な要因です。

中央銀行イングランド銀行は、年内には物価の上昇率がおよそ11%まで拡大すると予測していて、インフレの抑制のため金融引き締めを続ける方針です。

スナク首相は、今月中旬に財政の改善策を盛り込んだ中期財政計画を発表する予定ですが、物価の高騰で景気の先行きに不透明感が高まる中、難しい政策運営を求められることになりそうです。

#経済統計

ハント英財務相は11日、第3・四半期がマイナス成長となったことを受けて、信頼と経済の安定を回復するために「極めて難しい」決断が必要との認識を示した。

第3・四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.2%減少した。長期的なリセッション(景気後退)が始まった可能性がある。

ハント氏は「この先厳しい道が待っていると確信している。信頼と経済の安定を回復するために極めて困難な決断が必要だ」と指摘した。

「しかし長期にわたる持続可能な成長を実現するためには、インフレを抑制し、財政のバランスを取り、債務を減少させる必要がある。ほかに方法はない」と訴えた。

「世界経済は極めて不安定な状況にある。だが英経済の基本的な底堅さにより長期的には楽観的になれる」と述べた。

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#イギリス