北朝鮮 キム総書記の妹 制裁検討の韓国に「怒りは一層大きく」 #nhk_news https://t.co/nfXwRAYB5j
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年11月24日
韓国外務省の報道官は22日の記者会見で、北朝鮮が核実験などの重大な挑発を行った場合、追加の独自制裁を科すことを検討していることを明らかにしました。
これについて北朝鮮のキム・ジョンウン総書記の妹、キム・ヨジョン氏は24日、談話を発表し「それほど制裁に愛着を感じるならば、1000回でもやってみるべきだ」と反発しました。
また、北朝鮮との対話を重視した、前のムン・ジェイン(文在寅)政権に言及し「当時はソウルがわれわれの標的ではなかった」と指摘し、アメリカとの連携を重視するユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領を名指しで批判しています。
そのうえで「アメリカと南が制裁・圧力にしがみつけば、われわれの敵がい心と怒りは一層大きくなり、みずからの首を絞めることになる」と強くけん制しています。
ヨジョン氏は22日もアメリカを非難する談話を出していて、韓国の専門家は米韓への対抗を理由としたさらなる挑発の可能性を指摘しています。
北朝鮮のキム・ヨジョン氏は、24日に発表した談話で、韓国のユン・ソンニョル大統領を「大ばか」と呼んだほか、ユン政権を「アメリカの忠犬」や「野良犬」などとののしりました。
これに対して韓国統一省はコメントを発表し「低俗な暴言であり、初歩的な礼儀もわきまえていないことを嘆かわしく思う」と非難しました。
そのうえで「現在の朝鮮半島の緊張は北の相次ぐミサイル挑発などでもたらされたにもかかわらず、責任をわれわれに転嫁しようとする態度に対し、強い遺憾の意を表する」としています。
キム・ヨジョン氏は、ことし8月に発表した談話の中でもユン大統領について「人間として嫌いだ」としていて、ユン政権への対決姿勢を鮮明にしています。
日韓局長級協議 「徴用」など懸案解決へ 意思疎通継続で一致 #nhk_news https://t.co/RdEZ3zq89H
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年11月24日
外務省の船越アジア大洋州局長は24日午後、東京の外務省で今月就任した韓国外務省のソ・ミンジョン(徐旻廷)アジア太平洋局長とおよそ2時間、協議を行いました。
両氏は、先にカンボジアで行われた岸田総理大臣とユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の日韓首脳会談で懸案の早期解決を図ることで一致したことを受け、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題などをめぐって意見を交わしました。
そして、懸案を解決して日韓関係を健全な形に戻し、さらに発展させるため、外交当局間の意思疎通を継続していくことで一致しました。
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