https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

d1021.hatenadiary.jp

book.mynavi.jp

日本は1次リーグ初戦で優勝経験4回のドイツを相手に苦しみながらも歴史的な勝利をたぐり寄せましたが、コスタリカ戦は一転して、試合を優位に進める展開でわずかな隙をつかれて苦杯をなめさせられることになりました。

森保一監督はワールドカップで目標とするベスト8に入るためには「2チーム分の戦力が必要だ」として、メンバーを固定するのではなく、選手の疲労を考慮し、この試合はメンバーを入れかえながら戦う『ターンオーバー』で臨みましたが結果が出ませんでした。

コスタリカの世界ランキングは24位の日本に対して31位。世界ランキングで見ると1次リーグの対戦相手の中で唯一、日本よりも格下の相手でした。

森保一監督は「初戦の疲労も考慮してベストメンバーを選ぶ」としてドイツ戦の先発メンバーから5人を入れ替えて臨みました。

キャプテンの吉田麻也選手やボランチ遠藤航選手などチームの軸となる6人は先発に残しつつ、右サイドにドイツ戦は途中出場で同点ゴールを挙げた堂安律選手、左サイドに相馬勇紀選手、そしてフォワードに上田綺世選手を入れるなど、主に攻撃陣を入れ替えて新たな布陣で臨みました。

人数をかけて守るコスタリカに対して日本がボールを保持する時間帯は長くなりましたが、攻撃面でパスがずれるなど、選手どうしの呼吸が合わない場面も目立ち、得点を奪うことができないまま時間が進みました。

引き分けも視野に入れながら試合を進めるプランでしたが、後半36分に吉田選手のクリアしたボールを相手に拾われて先制点を許しました。

相手が打った枠内シュートはこの1本のみで、わずかな隙をつかれた痛い敗戦となりました。
森保監督は「失点のところ以外は狙い通りの展開だったが、結果は狙い通りにならなかった」と肩を落としました。

また、センターバックの板倉滉選手は「あまりシュートを打たれた印象はなかったがあの1本で失点して負けてしまうのがサッカーだと思う。この悔しさは次に生かさないといけない」と話していました。

それでも森保監督は「先発を大幅に変えた『ターンオーバー』に関してはまったく後悔していない」と振り返ったうえで「もう一回、スペインと激しく厳しく、強度の高い戦いをするためにわれわれが勝つ確率を上げるために私が選択したことだ。スペインに対して、勝ち点をつかみ取る、勝利をつかみ取るためにこの試合とは違ったゲームプランを準備する」と前を向きました。

1次リーグ最終戦のスペイン戦は、ここから中3日で行われ、現地時間の12月1日、日本時間の2日の未明から始まります。

森保監督が試みた「ターンオーバー」は、この試合では結果が出ませんでしたが、その采配の成否は次のスペイン戦にゆだねられることになりました。

#スポーツ