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オランダのルッテ首相は19日、ハーグで、オランダが過去に関わった奴隷貿易について演説しました。

このなかでルッテ首相は「オランダの奴隷商人によって60万人以上のアフリカの人々が奴隷として南米スリナムなどに送られた。彼らは家畜のように扱われた」などと述べました。

そして奴隷制の罪悪を認め、人道に対する罪として非難しなければならない。オランダ政府を代表して国家の過去の行為について謝罪する」と述べ、過去に奴隷貿易に関わっていたことについて政府として公式に謝罪しました。

オランダではおととし設置された奴隷貿易に関する諮問委員会が去年、謝罪すべきだなどとする提言をまとめていました。

このほか、オランダ政府は奴隷制に関する教育などのため、およそ2億ユーロ、日本円で280億円余りの基金を設けるとしています。

ヨーロッパでは近年、過去の植民地支配などについて見直す動きが続いていて、去年、ドイツ政府がかつて植民地支配していたアフリカ南部のナミビアで、虐殺行為を行ったと認めて謝罪したほか、おととしにはベルギーのフィリップ国王がアフリカのコンゴ民主共和国の大統領に植民地時代に残虐な行為が行われたとして遺憾の意を伝えています。

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