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オランダのルッテ首相が率いる連立政権は7日、難民流入制限を巡る与党内の意見対立が修復不可能となったために崩壊した。秋にも総選挙が実施されるとみられる。

ルッテ氏が属する自由民主国民党(VVD)が、戦争を逃れて既にオランダに滞在している難民の子どもたちの入国を抑制する措置を新たに提案したが、キリスト教民主同盟と民主D66の2党が支持を拒否したことがきっかけだ。

ルッテ氏は「難民政策で連立与党間の見解がそろわなくなったのは明らかだ。残念ながらわれわれは本日、この違いが克服できない事態になったと結論付けざるを得ない。このため私は国王に内閣総辞職を伝える」と述べた。

地元メディアがオランダの選挙委員会の話として伝えたところでは、11月半ばまでには総選挙が行われる見通し。それまでルッテ氏が暫定政権を運営していく。

暫定政権になれば新しい政策を打ち出すことはできない。ただルッテ氏はオランダのウクライナ支援に影響はないと説明した。

オランダは既に欧州で最も難民受け入れ基準が厳しい国の1つだが、連立政権内の右派勢力からの突き上げを受けたルッテ氏は、さらに難民希望者の流入を絞り込む手段を模索していた。

#オランダ(ルッテ連立政権・崩壊・難民流入抑制措置)

オランダのルッテ首相は10日、5期目を目指さず、11月に予定される選挙後に政界を引退する方針を表明した。

ルッテ首相が率いる連立政権は7日、難民流入制限を巡る与党内の意見対立が修復不可能となったために崩壊した。

ルッテ首相は議会で「昨日の朝、自分は再び自由民主国民党(VVD)の党首になることはないと決断した。選挙後に新内閣が発足すれば、私は政界を去ることになる」と述べた。

ルッテ氏は10年10月に首相に就任。在任期間は同国史上最長となっていた。

オランダでおよそ13年にわたって国のトップを務めてきたルッテ首相が10日、秋以降に実施される見通しの総選挙後に政界を引退する意向を明らかにしました。

ルッテ氏は2010年にオランダの首相に就任し、在任期間は歴代で最長です。

これまでの連立政権のもと戦争から逃れ、オランダに滞在する難民について、その子どもの入国を制限し、家族との合流を少なくとも2年間待たせるという案を提案したルッテ首相側と、それに反対する政党との対立が深まり、ルッテ首相は7日に内閣総辞職を表明していました。

そして10日、ルッテ首相は下院で「選挙後に新内閣が発足したら、私は政界を去る」と述べ、政界を引退する意向を明らかにしました。

地元メディアなどによりますと総選挙はことし11月以降に行われる見通しで、それまでルッテ首相は暫定政権のトップとして留まり、11日から始まるNATO北大西洋条約機構の首脳会議にも参加する予定です。

オランダ政府によりますと、去年オランダへの亡命申請者は4万7000人を超えていて、収容施設の対応などが課題となってきました。

#オランダ(ルッテ首相・選挙後引退)

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