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感染症対策にあたる政府の研究機関、ロベルト・コッホ研究所のロタール・ウィーラー所長は今月12日、「第3波が始まっている」と述べたうえで、感染の拡大に変異ウイルスが関係している可能性もあるとして、強い懸念を示しました。

ドイツは、去年12月から生活必需品を販売する店を除くほとんどの小売店の営業を禁止する措置を取りましたが、経済界を中心に措置の緩和を求める声が強まり、メルケル首相は今月3日、段階的な緩和に向けた具体的な計画を示し、地域の感染状況に応じて条件付きで小売店や博物館などの営業再開を認めました。

しかし、来月にも1日当たりの感染者が3万人を超えることもあったクリスマスの時期のような深刻な状況になるだろうと警告する専門家もいて、再び措置が強化される可能性も取り沙汰されています。

メルケル首相は今月22日、今後の措置について各州のトップと協議することにしています。

任期満了に伴うオランダの議会下院の選挙は、新型コロナウイルスの感染対策として投票日が今月15日から3日間に拡大して設けられ、17日に開票が行われました。

オランダの公共放送は出口調査の結果として、ルッテ首相が率いる中道右派の与党が定員150議席のうち前回より4議席多い36議席を獲得して第1党の座を維持する見通しだと伝えています。

ルッテ首相は「選挙結果は私と政党が幅広く信任を得たことを示すものだ」と述べ、事実上の勝利宣言をしました。

オランダでは新型コロナウイルス対策として、政府が外出制限などの措置を取っていることに対し一部では激しい抗議デモが行われましたが、「感染の抑え込みに欠かせない」とする政府の主張が支持を得た形です。

ただ、ルッテ首相の政党は過半数にはほど遠く、選挙結果が確定したあと他の政党との連立協議が行われるものとみられます。

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