台湾 蔡英文総統 前副総統の陳建仁氏を行政院長に起用 #nhk_news https://t.co/67ZYm4AtHS
— NHKニュース (@nhk_news) 2023年1月27日
台湾の蔡英文総統は、前の副総統の陳建仁氏を首相にあたる行政院長に起用することを決めました。去年11月の統一地方選挙で与党が敗れ、政権の支持率は低迷していて、自身に近い陳氏の起用で立て直しをはかるねらいとみられます。
この人事は、今月19日に現在の行政院長の蘇貞昌氏が蔡総統に辞意を伝えたことをうけたもので、蔡総統が27日、蘇氏と陳氏を伴って総統府で発表しました。
蔡総統はまず、4年間務めた蘇氏にねぎらいと感謝のことばをかけました。
陳氏を起用した理由について「陳前副総統の温かさと私心のなさは、コロナ後の社会を癒やし、人々の生活を気にかけ、台湾を団結させる行政院長に最もふさわしい」と、説明しました。
続いて陳氏は「今後1年余り、台湾の経済と環境と社会の強じんさを増し、人々の生活を気にかけ、台湾を2300万の人たちの幸せで団結した国であり続けるようにしていく」と抱負を述べました。
陳氏は公衆衛生などの専門家で、蔡総統1期目の2016年から2020年まで副総統を務めました。
去年11月の統一地方選挙で与党・民進党が敗れ、政権の支持率は低迷していて、蔡総統としては任期が残り1年余りとなる中で内閣を刷新し、自身に近い陳氏の起用で立て直しをはかるねらいとみられます。
陳氏が率いる新しい内閣は、今月31日に正式に発足する予定です。
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