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フィリピン西部のパラワン島から西に300キロ離れた南シナ海では、先月上旬、中国の漁船およそ220隻が停泊しているのが確認され、一部は今もとどまり続けています。

この問題を受けてフィリピン外務省は、駐在する中国の黄渓連大使を12日に呼んで抗議したことを明らかにしました。

この中で、フィリピン外務省のブエンスセソ次官代理は、黄大使に最大限の不満を表明したうえで「フィリピンの排他的経済水域内であり、停泊が長引くことは、この海域の緊張を高める原因となる」と抗議したということです。

また南シナ海のほぼ全域の管轄権を持つという中国の主張は、国際的な仲裁裁判の判断により国際法上、全面的に否定されている」とも指摘したということです。

これまでフィリピンのドゥテルテ大統領は、中国からの巨額の経済支援を目当てに、南シナ海問題を棚上げする姿勢を示してきており、中国大使を呼んで抗議するのは異例です。

フィリピンは今月に入り、閣僚が相次いでアメリカの閣僚と電話会談を行い、アメリカとともに南シナ海での中国の動きに懸念を示したほか、12日からはアメリカとの定例の合同軍事演習を2年ぶりに再開するなど、中国をけん制する動きをみせています。

香港の民主化運動で中心的な役割を果たし国際的にも知られる活動家、黄之鋒氏はおととし10月、マスクなどで顔を隠すことを禁止する規則に反対する抗議活動に関連し、マスクをして無許可の集会に参加した罪で起訴されました。

香港の裁判所は13日、黄氏に対し禁錮4か月の実刑判決を言い渡しました。

黄氏は同じ民主派団体のメンバーだった周庭氏らとともに、別の無許可の抗議活動に参加したとして、去年12月に禁錮13か月半の判決を受けて刑務所に収容されており、今回の判決によって期間が延長されることになります。

黄氏は別の抗議活動でも起訴されて裁判が続いているほか、去年7月に民主派が行った予備選挙を通じて国家政権の転覆を狙ったとして、香港国家安全維持法に違反した罪でも起訴されており、有罪になれば収容がさらに長期化することも予想されます。

香港政府トップの林鄭月娥行政長官は13日記者会見し、3月中国が香港の選挙制度の変更を決めたことを受けて、関連する条例の改正案を発表しました。

それによりますと、選挙で白票を投じるよう呼びかける行為を禁止し、文字が書かれたTシャツを着て歩いたり、インターネット上に投稿したりして呼びかけを行った場合、最高で禁錮3年の刑事罰を科すとしています。

今回、中国が決めた香港の選挙制度の変更では、選挙に立候補する人は新たに設けられる委員会の審査を受ける必要があり、民主派の多くが排除されることになります。

このため選挙では民主派を支持してきた多くの市民が抗議の意志を示すために棄権したり白票を投じたりすると見られ、香港政府が神経をとがらせていることがうかがえます。

民主派の政党、民主党の羅健煕代表は、「なぜ白票の呼びかけが違法になるのか、全く理解できない。政府のやっていることは、市民の反感を招くだけだ」と批判しています。

このほか、林鄭長官はことし9月に行われる予定だった議会にあたる立法会の議員選挙を12月19日に、また、行政長官の選挙は来年3月27日に行う予定だと発表しました。

アメリカ政府高官はバイデン大統領の意向を受けて、共和党ブッシュ政権で国務副長官を務めたアーミテージ氏、民主党オバマ政権で国務副長官を務めたスタインバーグ氏、民主党上院議員だったドッド氏の3人が非公式の代表団として、13日からの日程で台湾を訪れることを明らかにしました。

訪問は、台湾との断交に際し、アメリカ議会が中心になって関係を維持することを定めた「台湾関係法」の制定から4月で42年となったのにあわせたもので、3人は現地で台湾の当局者と会談するということです。

この高官は、3人はバイデン大統領と個人的に親しいとしたうえで、「台湾に対するアメリカの関与について重要なシグナルを送るものだ」と強調しています。

バイデン政権は台湾との当局者どうしの交流を促進するための新たな指針を設けるなど、台湾との関係を深めています。

バイデン政権の発足後、政府の元高官らの台湾への派遣が明らかになったのは初めてで、台湾を重視する姿勢を示すねらいもあるものとみられます。

アメリカのバイデン大統領の意向を受けた非公式の代表団が14日午後、台湾に到着しました。15日に蔡英文総統と会談します。

台湾を訪問したのは、民主党上院議員だったドッド氏、共和党ブッシュ政権で国務副長官を務めたアーミテージ氏、民主党オバマ政権で国務副長官を務めたスタインバーグ氏など、バイデン大統領の意向を受けた非公式の代表団で、14日午後、台北の空港で呉※ショウ燮外交部長の出迎えを受けました。

訪問は、台湾との断交に際し、アメリカ議会が中心になって関係を維持することを定めた「台湾関係法」の制定から今月で42年となったのにあわせたもので、バイデン政権の発足後、政府の元高官らの台湾への派遣が明らかになったのは初めてです。

台湾の総統府によりますと、蔡総統はバイデン大統領に「心からの感謝」を表していて、15日に代表団と会談します。

総統府は、代表団のうちドッド氏について「バイデン大統領と親交が深く、台湾関係法の制定にも重要な役割を果たした」と指摘しています。

そして「バイデン大統領が就任から3か月もたたないうちに、民主、共和両党の経歴が豊かな政治家からなる代表団を派遣したことは、台湾とアメリカの関係が盤石なことを示している」と歓迎しました。

※ショウは「かねへん」に「りっとう」

今回の訪問について、中国政府で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は14日の記者会見で「われわれは台湾とアメリカによるいかなる形の公式の交流にも反対する。アメリカには中国との約束を厳粛かつ真剣に履行し、これ以上、台湾独立勢力に誤ったシグナルを送らないよう望む」と反発しています。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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