https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

東日本大震災の発生から、3月11日で12年になります。
これまでに確認された死者と行方不明者は、避難生活などで亡くなった「震災関連死」も含めると、2万2212人に上ります。

警察庁によりますと、地震津波の被害などで亡くなった人は、3月1日の時点で、
宮城県で9544人
岩手県で4675人
福島県で1614人
茨城県で24人
▽千葉県で21人
▽東京都で7人
▽神奈川県と栃木県でそれぞれ4人
青森県で3人
山形県で2人
▽北海道と群馬県でそれぞれ1人で、
合わせて1万5900人となっています。

また、行方不明者は、
宮城県で1213人
岩手県で1110人
福島県で196人
▽千葉県で2人
青森県茨城県でそれぞれ1人で、
合わせて2523人となっています。

おととし12月以降、新たに遺体が発見されたり、身元が判明したりしたケースはなかったということです。

このうち、大きな被害を受けた宮城、岩手、福島の3県では、亡くなった人のうち99.7%にあたる1万5777人の身元が確認されたものの、いまだ53人の身元が分かっていません。

警察庁では、DNA鑑定や、発見された場所から被災した場所を推定する「マッピングポインティング」という手法の活用に加え、遺体の身体的な特徴を改めて精査して情報提供を呼びかけるなど、身元の確認を急ぎたいとしています。

一方、復興庁によりますと、避難生活による体調の悪化などで亡くなった、いわゆる「震災関連死」は、去年3月末の時点で3789人となっていて、東日本大震災による死者と行方不明者は、「震災関連死」を含めると合わせて2万2212人に上ります。

#気象・災害

「銀の馬車道」は、明治9年生野銀山で採掘された銀や物資を運ぶため、今の姫路港までのおよそ49キロを結ぶ馬車専用の道路として造られ、2017年、「日本遺産」に認定されました。

道の大部分は市道などに替わり、当時の詳しい状況は分かっていませんでしたが、姫路市埋蔵文化財センターが市内の公園予定地を発掘調査した結果、当時のヨーロッパの最新技術で舗装された路面が確認されたということです。

路面は幅およそ80センチ、長さ2メートルで、粗い石を敷き詰めた上に小石混じりの土があり、さらにその上に砂利混じりの砂を重ねた3層構造になっていて、固くて耐久性があり、馬が走りやすい造りだったとみられるということです。

この「銀の馬車道」で、馬車が走った路面が確認されたのは初めてだということです。

姫路市埋蔵文化財センターの関梓技術主任は「掘り進めて路面が確認できた時にはほっとした。当時の土木技術や、どのようにして道路を造ったのかを解明するうえで重要な手がかりになる思う」と話していました。

#アウトドア#交通