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気象庁によりますと、「ラニーニャ現象」は南米ペルー沖の赤道付近の東太平洋で海面水温が平年より低くなる現象です。

おととしの秋に発生したあと1年余りにわたり続いていましたが、2月は海面水温がほぼ平年並みに戻ったことなどから、気象庁は10日、「ラニーニャ現象は、終息したとみられる」と発表しました。

ラニーニャ現象」が続いていたこの冬は去年12月に四国など西日本太平洋側を中心に記録的な大雪となったほか、ことし1月には10年に一度程度の記録的な寒波による低温となりました。

いずれも「ラニーニャ現象」が要因の一つになっていたとみられています。

この春は、南米沖の海面水温がほぼ平年並みの状態が続くとみられるため、日本の天候への影響はないと予想されていますが、ことしの夏は平年並みの状態が続くか、ペルー沖の海面水温平年より高くなる「エルニーニョ現象」が発生する可能性があるということです。

エルニーニョ現象」が夏に発生すると、日本付近では気温が低く、特に西日本の日本海側で降水量が多くなる傾向があるということです。

#気象・災害